ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

目標が高すぎて挫折を繰り返す

こんにちは。

 

今週いっぱいお盆休みというご家庭が多いのでしょうか。

ドラッグストアの店頭でたくさん売られていた手持ち花火が、ごそっと売れていました。

うちは田舎なので、自宅の庭で花火ができるお家が多いです。

コロナ禍に猛暑、せっかくのお休みでも楽しめることが限られているので、お家で花火を楽しむのかな。

 

我が家のお盆もお正月もない夫は、今日も仕事です。

普段と何ひとつ変わらない生活。

双子も好きなことをしています。

変化がなく安定していることが、安心なのでしょうね。

でも、花火は子どもたちも喜ぶので、近々やりたいと思います♪

 

はまっては挫折の繰り返し

 

近頃、次男は毎日粘土をやっています。

本格的なフィギュアを作ってみたいそうです。

 

YouTubeで作り方を見て、材料と道具も調べていました。

学校で使っていた粘土ヘラでは物足りず、種類が豊富なツールセットを購入。

粘土は100均の石紛粘土を使っています。

 

図工の類が全般的に好きで、手先もそこそこ器用な次男。

今までも絵や工作にはまって熱中することは何度もありました。

でも、最初から目指すところが高すぎて挫折・・・の繰り返し。

 

初心者なりに、下手なりに、出来ていると思います。

でも、最初から難易度が高い上に、求める完成度も高すぎて。

次男の中では、「上手くできない!」「難しすぎる」「ぼくには無理なんだ・・・」となるわけです。

 

難易度の高いところから入るのは難しい。

もっとスモールステップで行こうよ。

まずは基礎から少しずつ。

と、これまでも何度も言い聞かせてきたけれど、「千里の道も一歩から」を受け入れられないのが次男です。

困ったものです。

 

次男に気づいて欲しいこと

 

次男は空間把握能力や見たものを正確に記憶して再現する能力には、かなり恵まれていると思います。

見た形の捉え方が私や長男と全然違っていて、次男にはどうやって見えているの? と不思議なくらい。

だから、絵にしても造形にしても、コツコツ勉強しながらステップアップしていけば、それなりにモノになるのではないかと思うのです。(かなり希望的観測も入っています)

 

何事も基礎って大事。

独学でも先生がYouTubeでも全然いいと思うし、我流というのもカッコいい。

でも、基礎の基礎は、コツコツ努力しないと得られないことの方が多い気がします。

下積みがあってこそ、作りたいものが作れるようになる。

スモールステップで小さな目標をひとつずつクリアしていく方が、最終目標に近づくのもきっと早いです。

小さな達成感を得て、自信にもなる。

いつか自分でそれに気づいて欲しいです。

 

夏休みに入ってからほとんど毎日粘土で何か作っていますが、如何せん目標が高すぎるので満足のいくものは出来ていません。

毎日粘土に触っているだけで、何か掴めるものもあるかもしれない。

もし本気でフィギュア作りを極めたいと思うのなら、コツコツ努力することにも、いつか目覚めるかもしれない。

心の中でそう願いつつ、黙って見守っています。

自分で試行錯誤することが大事なのかもしれませんね。