ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

少し背中を押してみました

こんにちは。

 

急に冷え込みが強くなりましたね。

今朝は長男と2人、ストーブで暖を取りつつあったかいコーンポタージュで朝ごはん。(次男はまだ寝てました)

そろそろ朝はエアコン必須になりそうです。

 

午前中は双子がクリスマスツリーの飾りつけをしてくれました。

飾りつけする長男につきまとって興味津々だったのが、うさぎのこみみ。

ツリーが出ている間、ツリーの下がこみみのお気に入りの場所になりそうです。

 

少し背中を押してみた

 

今日、長男は給食を食べに登校しました。

行く前はあまり乗り気ではなく、「どうしようかな」と迷っている雰囲気でした。

以前だったら、行かないと選択していたと思います。

でも、今日はちょっとだけ背中を押してみました。

 

私が伝えたのは、少しだけ明日のことを考えてみようということ。

 

今日行かなかったら、明日はもっと行きたくなくなる。

今日行っておけば、明日行く時の気が楽になる。

もし、明日行きたくなくても「昨日行ったから今日は休む」と言える。

 

長男は明日のことを考えて、今日給食を食べに行くことにしました。

 

修学旅行で自信をつけて、学校の楽しさも少し味わうことができた今、自分の登校ペースを作れるといいなという多少の期待はどうしても持ってしまいます。

期待を押し付ける気はないし、どうするか決めるのは長男ですが。

そうは言いつつ、出来ることを少しずつやっていって欲しいという気持ちはある。

親って本当に面倒でお節介な存在ですね。

 

修学旅行以降、先週は4日間登校することができました。

でも、今週は月曜日に新型コロナワクチンの2回目の接種でお休みし、火曜日は祝日。

土日を含むと、4日間のブランクがあります。

 

今の長男は、4日間のブランクがあったら揺らいでしまうような、まだまだ危うい不安定な状態。

修学旅行を乗り越えたと言っても、盤石な自信がついたわけではありません。

だからこそ、背中を押すのはすごく難しい。

 

背中を押す時に気をつけたいこと

 

不登校対応のセオリーとしての背中を押すタイミングや方法は、ネットや本に色々書いてあります。

私が今まで不登校の双子の背中を押したり引いたりしてきて大事だと思うのは、自分で考えて選択してもらうこと。

背中を押すって、選択の手助けをすることだと思います。

考えを押し付けるだけでも、ただ励ますだけでも上手くいかない気がします。

 

背中を押した時に、子どもが「登校するように誘導された」「無理やり行かされた」という認識だと、その時は上手くいっても次に繋がらないんです。

必要なのは、「自分で選択した」という認識だと思います。

(実際、誘導していないと言えば嘘になるかもしれませんが)

 

給食を食べて帰ってきた長男は「今日もがんばれた。給食美味しかったよ」と、笑顔でした。

 

背中を押した後の会話

 

eco「今日は背中を押したけど、背中押されるときつい? 押さない方がいい?」

長男「うーん・・・。(長い沈黙)少し、押して欲しい時もある」

 

本人が前に進みたいと考えている時は、ちょっと足がすくむ背中を押して欲しい場合もあるのでしょうね。

逆に、やっぱり前に進むのが怖くて、背中を押して欲しくない時もある。

その見極めが大事と言うけれど、背中を押せるくらいの信頼関係ができていれば、こうやって聞いてみてもいいのでは? と思って、ストレートに聞いてみました。

 

寄り添いながら、時にはさすってあげたりもしながら、少しだけ背中を押してあげる。

くらいが、今はちょうどいいようです。