ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

映画『すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』を観てきました

こんにちは。

 

雨の月曜日。

長男は新型コロナウイルスの2回目のワクチン接種を受けに行き、帰ってからは家でのんびり。

1回目よりも落ち着いて受けられました。

 

次男も朝からブランケットにくるまってぬくぬくしていたけど、午後になって急に「勉強でもしようかな」と。

学校から借りているタブレットで、3年生の算数ドリルをやっていました。

ポイントが貯まったり、レベルがアップしたりするタブレットのドリル。

ゲーム感覚でもう少しマメにやるようにならないかしら。

 

映画『すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』

 

うちの双子はすみっコぐらしが大好きです。

ぬいぐるみも大好きなので、主要キャラのぬいぐるみはコンプリートしています。

先日、長男と2人で映画『すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』を観てきました。

 

sumikkogurashi-movie.com

 

平日の昼間、まだみんなが学校に行っている時間。

映画館はさすがに空いていました。

 

小学校6年生の男の子がすみっコぐらしファン。

ちょっと珍しいかもしれません。

キャラクターの主なターゲット層は、恐らく就学前〜小学生くらいのお子さんや若い女性だと思います。

 

すみっコぐらしのキャラクターたちはそれぞれコンプレックスのようなものを抱えていて、部屋のすみっこにいるのが落ち着くコたち。

なりたい自分と、本当の自分の間に隔たりがあるコ。

キャラクターの可愛さも好きな理由のひとつだけど、そういう部分に深く共感しているのだと思います。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

長男と同じくすみっコ好きな次男も誘ったものの、「ぼく・・・すみっコの映画を観に行くのは恥ずかしい。DVDでいい」とのこと。

それに対して「ぼくは堂々とすみっコファンだから」と言う長男。

双子の性格の違いがすごく現れています。

 

「恥ずかしい」と感じるのもその子らしさ

 

好きなものを堂々と「好き」って言えたら素敵だけど、恥ずかしいと感じる次男の気持ちもわかる。

やっぱり一般的に見れば、小6の男の子がすみっコぐらしの映画を観に行くのは、ちょっと変わっていると思われるでしょう。

 

外から見える自分のイメージと、内面の自分。

全く同じという人はいないと思います。

長男は内面の自分に素直。

次男は外から見える自分のイメージも気にする。

どちらが良い悪いではなく、それぞれだなぁと感じます。

 

私もどちらかというと次男のように考えるタイプ・・・。

普通はとか、常識的にとか、つい考えてしまいます。

 

きっと次男は、ごく一般的な感覚を持っているのでしょうね。

心の声はそうは言っていないから苦しいのだろうけど。

だからこそ、長男のように自分の心を素直に出せることが羨ましかったりする。

でも「すみっコの映画を観に行くのは恥ずかしい」と感じるのが、次男らしさでもあるんです。

そういう自分を受け入れられると、気持ちが楽になるのかな。

 

長男と映画を観る時の心得

 

長男は小さい頃から聴覚過敏があり、大きな音が苦手です。

映画館の大音量も苦手。

手で耳を塞ぎながら観ていることがよくあります。

今回はイヤーマフを持参して映画館に行きました。(いつも忘れちゃう…)

 

本編が始まればストーリーに集中できるし、すみっコぐらしのような穏やかな映画だと効果音も穏やか。

長男は予告編が流れている間だけイヤーマフを着けて、本編が始まったら外して観ていました。

 

イヤーマフは音が全く聞こえなくなるわけじゃなく、音が小さく、遠く感じます。

やっぱり着けると楽だったそうです。

映画の内容によっては本編でもあるといいのかも。

激しいアクションシーンとか。

長男と映画を観る時には忘れずに持っていこうと思います。