ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

社会不安障害 次男「お薬の効果、あるかも」

こんにちは。

 

3連休明け、今日は次男の新型コロナワクチン2回目の接種日でした。

高齢者の3回目の接種が始まっているため、待合室は人で溢れかえっていました。

 

社会不安障害の次男にとって、今回は注射以上に人が多いことの方が怖かったと思います。

ヘッドホンで音楽を聴いて、私と手を繋いで順番を待ちました。

 

なんとか無事に注射を終えてホッとした次男。

家に帰って安心したら元気になりました。

重い副反応が出ませんように。

 

次男 抗うつ薬の効果を実感

 

次男は社会不安障害の治療のため、2ヵ月前から抗うつ薬を服用しています。

最近、薬の効果を実感できているようで、嬉しそうに話していました。

 

次男「お薬の効果、あるかも。ぼく、最近調子いいよね」

 

確かに、精神的にもだいぶ安定している様子。

相変わらず外へ出ることに対しては抵抗感が強いものの、最近の次男の変化は私も感じています。

 

・ぬいぐるみ作りに夢中

・よく掃除や整理整頓をするようになった

タブレットで算数の勉強をし始めた

・お友だちとオンラインゲームを楽しめるようになった

・やりたいことを色々口にする

 

自分のペースは守りつつ、好きなことを楽しんでいます。

昨年、修学旅行前に長男の調子が上向いていた時もこんな感じでした。

意欲が出てきたというか、自発的な行動が増えています。

 

薬の効果を実感できていること。

自分の中の変化を感じ取れていること。

良い傾向ですね。

 

お薬の効果+α

 

不安障害の一種である心気症(病気不安障害)と診断された長男と、適応障害と診断された私も、次男と同じ抗うつ剤を飲んでいます。

量は次男の半分だけですが、長男と私にとっては効果があるように感じます。

 

2人とも、とにかく体調が良くなりました。

毎日のように悩まされていた頭痛や頭重感が、かなり改善されました。

鎮痛剤を飲むことも激減。

 

長男の場合、体調が良ければ病気不安に悩まされることもありません。

不安が強くなると、それが原因でさらに体調不良になるという悪循環だったんです。

根本の体調不良がないことで、毎日心穏やかに過ごせています。

 

私は抗うつ薬の効果に加え、睡眠がコントロールできている効果も大きいです。

さらに、双子がお友だちとオンラインゲームをするようになったことが、私にとってはホッとする時間になっています。

 

ボイスチャットでお友だちと楽しく会話している姿を見ると、嬉しいんですよね。

毎日お友だちと会話するなんてことが、ここ数年なかったから。

夕食時の会話に「〇〇くんがね・・・」なんて、お友だちの名前が出てくるのも嬉しい。

 

そして、お友だちと遊んでいる時間、私は部外者になれるのがありがたい。

 

普段は私が仕事をしていようが、ごはんの支度をしていようが、双子はしょっちゅう代わる代わる話しかけてきます。

2人でギャーギャー喧嘩することもあります。

相手をできない時はできないと伝えるけれど、思考を遮られたり、作業の手を止めざるを得ないことも多々ある。

常に対応できるようにと心得ていること自体が、縛られている感じ。

 

でも、お友だちとゲームをしている間は、私は双子の意識の外。

同じ部屋にいても、解放された気持ちになれる。

思春期くらいの子なら、学校以外の場でも精神的に自立した時間が増えてくるのが当たり前なのかもしれませんね。

双子の成長も感じます。

おかげで、少し、肩の荷が軽くなった気がします。