こんにちは。
春休みに入り、双子は相変わらずマイペースに過ごしています。
ちょくちょくお友だちと遊ぶ約束もしていて、調子は良さそう。
次男と私は、現在、整理整頓強化週間。
小学校で使っていた持ち物を処分して、部屋をさっぱりと片付けています。
でも次男は中学の物をあまり部屋に置きたくない様子。
制服やカバンの居場所もせっかく作ったのに。
中学に気持ちが向かないんだろうなぁ・・・。
ランドセルを海外へ寄付しました
双子が小学校を卒業し、もう使うことのないランドセル。
3年生から不登校だったため、6年間のうちの半分使ったかどうか。
この1年は全く使っていなくて、ホコリを被っていました。
最近は卒業後にランドセルをリメイクする人も多いですよね。
お友だちは、大人になっても使えるお財布にリメイクするそうです。
丈夫な素材でできているし、それも素敵。
双子のランドセルはまだまだ状態も良く、十分に使える状態。
子どもたちと話し合った末、海外に寄付することにしました。
寄付したのはこちらの団体です。
ランドセル1つにつき1800円の寄付(海外輸送費等)と、自宅から国内の指定倉庫への送料を負担すれば、アフガニスタンの子どもたちに届けてくれます。
ランドセルの他に、未使用のノートやえんぴつも一緒に寄付しました。
遠い国の子たちに無事に届いて、新たに命を吹き込んでくれたら嬉しいです。
ランドセルの苦い思い出
双子のランドセルを選びにカバン屋さんに行った、まだ幼稚園の時のことです。
長男は迷わず黒いランドセルを選びました。
一方、次男は
「赤のランドセルじゃダメなの?」
当時、赤が好きだった次男は、赤いランドセルを希望しました。
私も夫も、男の子は黒、女の子は赤が当たり前の時代に育った人間。
紺や茶色も素敵だと思っていたけど、当時の私は男の子で赤いランドセルはどうなの? と思いました。
夫と私は、言葉を尽くしてその場で説得を開始。
相手はまだ幼稚園児。
言葉は悪いけど、言いくるめるのは簡単です。
結局、次男は青いステッチの入った黒のランドセルを選びました。
でもね、赤いランドセルが欲しかった次男に、赤を買ってあげれば良かった。
男の子が赤いランドセルを背負っていたっていいじゃない。
今はそう思います。
当時の私は、色んな固定観念に縛られていました。
世の中の「当たり前」を勝手に気にして、次男の気持ちを無理やり捻じ曲げてしまった。
そのことにずっと後悔があって。
もしもの世界があったら、次男の希望通り赤いランドセルを買ってあげたい。
後悔はしているけど、常識とか固定観念よりもずっと大事なものがある気づけたのは、双子が不登校になったからです。
不登校になっていなかったら、無意識に子どもをコントロールしたり、価値観を押し付けたりしている自分に気づくこともなかった。
平穏には程遠い小学校生活だったけど、子どもに育てられました。
ランドセルの苦い思い出、忘れちゃいけないなと思います。