ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

社会不安障害 次男の陰と陽

こんにちは。

 

昨日は宣言通りに中学を欠席した長男。

朝から「今日は休養!」と、好きなことをしてご機嫌に過ごしていました。

 

そして、今日の長男はまた給食登校。

中学校の給食、とっても美味しいんですって。

「中学に対する恐怖心はなくなってきた。疲れるけど」とも話してくれました。

このまま上手に自分のペースを作っていって欲しいです。

 

ストレスで腕を噛んでしまう

 

次男は入学式の日に先生に会いに行って以来、学校へは行っていません。

登校刺激も一切しないし、私が毎朝勝手にアプリで欠席連絡をしています。

 

一昨日、長男のお迎えから帰ると、次男の手首に強く噛んだ痕が。

半袖を着ていたし隠す様子もなかったから、すぐに気が付きました。

今もまだ赤黒い内出血が残っています。

 

手首を噛むという自傷行為、過去にも何度かありました。

いずれも何かトリガーとなる事態があり、ストレス、自己否定の気持ちが強まった時。

夫の発言だったり、長男とのケンカだったり、一度は私がイライラをぶつけてしまったのがきっかけになったこともあります。

 

今回はこれといったトリガーがあったわけではない。

中学入学による強いストレスの現れだと思います。

 

自分には学校が合わないと感じている。

中学には行きたくないし、行けない。

でも、行かないことも不安。

将来のことも不安。

長男が頑張って登校しているのを間近で見て、一層自分の不甲斐なさを感じる。

動き出せずにあれこれ不安に苛まれていることに疲れた。

 

次男が話してくれた気持ちを要約すると、こんな感じ。

もう、全てに疲れてしまっているんだね。

 

命に関わるような自傷ではないし、希死念慮があるわけではないと思います。

ただ、心の痛みのやり場がなくて自分にぶつけてしまう。

 

私は聞いてあげることしかできなくて、次男の気持ちを軽くする方法もわからない。

でも、私に話してくれるところに救いがある気がします。

 

次男には自分で考える力、人を喜ばせる力がある

 

自傷するほど不安定な部分がありつつも、大抵は元気に過ごすことができています。

 

ゲーム、YouTubeの他に、毎日家の中のどこかしら整頓or掃除をしたがる。

自分の部屋でぬいぐるみ作りができるようにスペースを作ってみたり。

お絵描きもよくしています。

 

お友だちとのオンラインゲームはすっかり止めてしまいました。

たぶん春休みの後半くらいから。

長男が誘っても応じることはないみたい。

そういう気分になれないのでしょうね。

 

昨日は玄関引戸のレールと、詰まりかけていた外水栓の排水口をめちゃめちゃキレイに掃除してくれました。(長男も一緒に外に出ていたけど、作業したのは次男)

どちらも私がなかなか掃除しようとしないところ。

掃除しなきゃな~と思いつつ、気づかないふりをしているところです。

自分で「ここ掃除した方が良さそう」と見つけ出して、誰に教わったわけでもないのに綿棒、竹串、ウエスなんかを駆使して、黙々と完璧な仕事をしてくれるんです。

 

次男「ママが喜んでくれると嬉しい。キレイになったし、喜んでもらえるし、ぼくは外に出られたし、一石三鳥くらいあるね」

 

玄関から出るだけでも人目を避けるようにしている時もある次男。

庭に出て楽しそうにしている姿を見るだけでも、私はすごく嬉しいです。

誰も掃除したがらない場所を掃除してくれるなんて、嬉しくないわけがない。

 

そしてもちろん、こんな風に過ごせた日は自傷なんて無縁。

充実感のある笑顔が見られます。

 

これだけ自分で考えて動けたら、これだけ人を喜ばせる仕事ができたら、どうにかして生きていけるんじゃない?

学校に行けないことに引け目を感じなくていいと思います。