ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

児童精神科で主訴を伝えられない問題

こんにちは。

 

気づけばもう8月。

毎日毎日、これでもかというほど暑いですね。

双子はエアコンの効いたリビングで、うさぎと共にゴロゴロして過ごしています。

 

夫はこの暑い中、コロナの感染予防のため、車の中でお弁当を食べているのだとか。

エンジンをかけても相当暑いだろうに。

「休憩なのに地獄」だそうです。

せめて晩ごはんはさっぱりと食べられて、元気が出るものにしようと思います。

 

次男と児童精神科へ

 

先週、次男と一緒に児童精神科に行ってきました。

 

夏休みに入る前、調子が悪く睡眠にも影響が出ていた次男。

幸い、夏休みに入ってからは夜もまぁまぁ眠れていて、だいぶ落ち着いています。

手首を噛む自傷もありません。

イクラでコマンドを駆使して何やらマップ?を作る元気もあります。(母にはもはや理解が追い付かない)

 

今回の受診は次男自身が希望しました。

それでも、病院に行くこと、主治医の先生と話すことが憂鬱で不安でたまらない様子。

次男「怖いよ。行かなきゃダメかな・・・」

朝から不安気だった次男に、「自分が行くって言ったんだから行っておいで!」と長男から喝が入り、なんとか行くことができました。

 

次男が「病院に行く」と言い出したのは、一番調子が悪かった時。

少し持ち直した今は、できることなら行きたくなかったのでしょうね。

 

せっかく勇気を出したのに

 

残念なことに、結局、ほとんど何の成果も得られない診察でした。

 

次男は自分ではうまく主訴を伝えられず。

聞かれたことに答えるだけで、最低限必要な言葉しか口にしない。

先生は型通りの質問をするだけで、次男の心に一歩でも近づけた気がしないし。

仕方なく私から次男の不調時の様子を伝え、とん服の睡眠薬を処方してもらいました。(今は眠れているので念のため)

 

次男は短時間で済んだことに一安心。

私はもやもやもやもやもや・・・。

果たして受診した意味があったのかしら。

 

精神科医療って難しいな。

患者自身が善くなりたいと思わないと、効果的な治療には繋がりにくい。

お医者さんも色々で、自分の心理状態をうまく言葉にできない子の気持ちを紐解いて言語化しようとしてくれる先生と、ただただ「そうなんだね」と言って薬を出すだけの先生と。

今の主治医は後者です。

受診してもうまく主訴を伝えられない次男にとっては、毒にも薬にもならない。

私がひとりで受診した方が、次男の様子を詳しく伝えられるし、聞きたいことが聞けます。

 

本来ならば次男が

何に困っているのか

どんな不安があるのか

どうしたいのか

など、主訴をきちんと伝えられるようになるべきなのはわかっています。

でも、それが出来たら苦労はしないわけで。

 

むしろ不安障害や抑うつを抱えながらも自分の力で生きていくために、せめてこれらを出来るようになって欲しいのだけど。

もう少し成長したら、出来るようになるのかなぁ。