ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

ペットを飼うのに向かないタイプ

こんにちは。

 

最近、長男は週2~3日のペースで給食登校しています。

2学期までに比べたら頻度は少ないけれど、相変わらずのマイペース。

このところ給食を食べに行ってもほぼ先生と2人きりらしく、モチベーションがいまいち上がらないんですって(支援級で元々人数が少ない&登校時間がずれている)

 

次男の低空飛行は継続中。

元気な時にはあれほどやっていた掃除や整頓、創作活動をする気力はないようです。

ここ数日は、ゴロゴロしながら『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのDVDを繰り返し観ています。

他の映画にも少し興味が湧いてきたみたい。

楽しく観られそうな映画をオススメしてみようかな。

 

【夫と長男】と【私と次男】

 

先月末に入院&手術をした我が家の末っ子、うさぎのこみみ。

食欲もほとんど戻り、朝晩私がお薬を飲ませるために抱っこしようとすると、逃げる元気が出てきました。

身体が動くようになると、手術の縫い傷が気になる様子。

今週中に抜糸してもらうから、それまで我慢我慢。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

こみみが入院した4日間、私はこみみがいない寂しさと心配で腑抜け状態でした。

ペットロスならぬペットシック。

こみみシックでした。

 

その時に強く感じたのが、【夫と長男】と【私と次男】の違い。

 

私はこみみのことが頭から離れず、なかなか他のことに意識を向けられない状態。

気力も湧かない。

集中もできない。

好きなことも楽しめない。

次男も一緒でした。

 

一方、夫と長男は

「考えても仕方ない。ぼくたちにできることはない」

と、普段通りに淡々と過ごしていました。

 

夫と長男にとっても、こみみは可愛くてかけがえのない家族。

案じる気持ちは同じです。

でも、私と次男の反応とは明らかに違う。

 

その時の私には、彼らはドライというか、薄情にさえ見えてしまいました。

なんでそんな風に普通でいられるの? 

なに? この違い。

 

夫の考え方は正論だと思います。

こみみをすぐに病院へ連れて行く以外、飼い主としてできることはない。

心配したところで何かが変わるわけではありません。

でも、そんな風に割り切ることができないのが私と次男。

自力ではどうにもならないのに、感情を揺さぶられ過ぎてしまいます。

 

自分の特性を知っておく

 

私や次男みたいなタイプは、ペットから受ける恩恵も人一倍大きいのかもしれません。

可愛さに癒されるだけでなく、自分が愛情を注ぐことで穏やかな気持ちになれる。

 

でも、入院でこれだけ感情を揺さぶられるのだから、こみみを失ってしまったら・・・。

きっとその喪失感は、簡単には埋められないほど大きいでしょう。

 

家族同然のペットを失うと、ペットロスを経験する人は多いです。

eco家がこみみをお迎えする時に一番心配したのも、そこでした。

 

でも、今回のこみみの入院&手術を経て、みんながみんな、私や次男みたいになるわけじゃないんだ・・・と初めてわかりました。

恩恵も沢山受ける一方、失った時のダメージが計り知れないタイプ。

これって、そういう気質、特性なんだなぁと。

そっか・・・、実は私も次男も、ペットを飼うことに向いていないんだ。

 

とはいえ、既にこみみは我が家にとってかけがえのない存在。

私たちにできることは、愛情を惜しみなく注ぐこと。

幸せに天寿を全うできるようにすること。

そして、自分の特性をちゃんと知って心構えをしておくこと(特に私と次男)

 

今回の入院&手術では、色々と考えさせられました。