ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男 4年ぶりに歯医者さんへ行く

こんにちは。

 

eco家地方の花粉の飛散量は、今のところ毎日「少ない」です。

お天気アプリがご丁寧に毎朝通知してくれます。

 

が、なんだか今年はとってもひどい。

たいして外に出ているわけではないのに、目薬が手放せません。

飛散量が増えるこれからの時期が恐怖です。

 

4年ぶりの歯医者さん

 

半月ほど前から、次男がたまに奥歯の痛みを訴えていました。

常に痛いわけではなく、ものを噛んだり歯を食いしばると痛いそう。

しばらく様子を見たけれど

「歯医者さん予約して。痛いのイヤだ。治して欲しい」

と言うので、すぐに予約をして行ってきました。

 

次男は歯医者さんが苦手です(私も苦手)

 

歯医者さん特有の臭いが苦手

味覚過敏傾向のため、フッ素などを塗られるのもイヤ

そもそも他人とのコミュニケーションが苦手

他人に口の中をじっくり見られるなんて!!

 

と、歯医者さんは次男にとって苦手のオンパレード。

味覚が敏感で、毎日の歯磨きで歯磨き粉もつけられません。

電動歯ブラシ+水だけで歯を磨いています。

 

そんな次男が自ら歯医者さんに行くと言うのだから、痛みが余程気になっていたのだと思います。

性格的に、ちょっとの痛みでもずっと気になってしまう。

虫歯だったらどうしよう? と不安を募らせてしまう。

なんだけど、

痛みに対する不快感や不安 >> 歯医者さんへの不安 

となったようですね。

 

そんなわけで歯医者さんを受診するのは約4年ぶり。

これを機に、近所の評判の良い歯医者さんに変えてみました。

 

担当の歯科衛生士さん

 

初めて行った歯医者さん、評判通りでとても安心感がありました。

 

私が事前に次男に確認しておいたこと。

eco「診察室、ひとりで入れそう?」

 

中1にもなれば保護者は待合室で待っているのが一般的ですよね。

付き添いなく通院できる子だっているし。

でも、次男にはそれが難しい。

社会不安障害の次男、初めての場所に強い不安があります。

初対面の相手とのコミュニケーションにも難がある。

 

次男「ママも一緒にいて」

はいはい、了解です。

 

受付時に「社会不安障害があるため、一緒に診察室に入らせてください」とお願いしました。

こういう場面では、私はあっさりカミングアウトすることが多いです。

特に医療関係者が相手の場合、理解してそれなりの配慮をしてくれる。

 

今回新しい歯医者さんに変えたのには、わけがあります。

新しい歯医者さんは、歯科衛生士さんが担当制。

受診の度に歯科衛生士さんが違うのではなく、毎回同じ歯科衛生士さんがメンテナンスをしてくれます。

 

次男のように対人不安が強いタイプの子には、これが大きな安心材料になると思います。

歯医者さんの治療って、大抵一回では終わらない。

数回は通うことになりますよね。

その度に同じ方が対応してくれれば次男の特性もわかってもらえるし、少しずつ信頼関係を築ける。

次男を担当してくれた歯科衛生士さん、細やかな気遣いをしてくれる優しい方でした。

 

今後も歯医者さんに通う可能性を考えたら、変えてみて良かったと思います。

 

歯が捻挫した状態

 

歯の痛みの原因は、食いしばりによる歯の周囲の炎症でした。

軽い虫歯も一本見つかったのだけど、痛みの原因になるほどのものではないとのこと。

 

歯を食いしばる癖は次男も自覚があるようで。

ストレスも大きく関係しているのではないかと思います。

 

食いしばりによる歯の痛みは、歯を捻挫したようなものなのだそうです。

歯に余計な力がかかることで、歯を支えるクッションの役目をしている部位に炎症が起こる。

なので、例えば足首を捻挫したら保定して安静にするように「歯も安静に」とのこと。

歯を安静にって、難しい・・・。

要するに、食いしばらないように意識して、堅いものを噛まないようにすれば治っていくそうです。

 

噛み合わせの検査で余分に当たってしまっていた歯も、少し削ってくれました。

これで痛みが解消されるといいな。

 

痛みの原因や治療についての説明が、素人の私にもとてもわかりやすかったです。

次男も安心したのか、レントゲン室にはちゃんとひとりで行けました。

 

次回の受診は2週間後。

虫歯の治療をしてもらいます。

 

次男「次はひとりで診察室に入れるかも」

 

お~。

ひとつ成長できるかしら。