ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

起きたいのに起きられない

こんにちは。

 

日中の気温は高いものの、空気がだいぶ秋らしくなりましたね。

 

昨晩、ぐっすり眠りについていた最中、ふいに

ガキッ

睡眠時に装着しているマウスピースを破壊してしまいました・・・。

まだ作って1ヵ月も経っていないのに~。

幸いにも明日歯医者さんの予約が入っているので、修理をお願いしようと思います。

 

最近、寝ている時に自分でも歯を食いしばっているのはわかっていて。

危うい気はしていました。

近頃なんとなくストレスが溜まっているというか、パッとしないというか。

ちょっぴり欝々としているせいかな。

 

「起こして」というのに起きない次男

 

完全不登校の次男は、朝早起きする理由が特にありません。

元々ロングスリーパーの傾向もあるし、心の調子が良くない時は過眠状態になることもあります。

 

でもね、毎晩「明日7時半に起こして」と頼んでくる。

 

中2にもなって「起こして」?

自分で目覚ましをかけて起きましょ。

・・・というご意見もあると思います。

全くもってその通りです。

 

ちなみに長男は6時から7時くらいの間に勝手に起きてきます。

目覚ましを使うことも滅多にないらしい。

規則正しい体内時計を持っているのでしょうね。

 

さて、「起こして」と言う次男、すんなりと起きることは稀です。

起きる理由がある時は、私が起こすまでもなくちゃんと起きる。

ご機嫌な時は、ベッドサイドでしばらくおしゃべりをしてから、ちゃきちゃき動き出します。

 

でも、無理な時は全く動かない。

動けない。

目は覚めていても、脳が起きたくないと主張しているかのよう。

 

「怖い夢見た」

「つかれた」

「身体が重い」

「ぼくだって起きたいよ」

「(起きるか起きないか)どうしよう」

うだうだ、グダグダ

 

朝から20分も30分もそんな次男に付き合っていると、ダークサイドなecoが顔を出しそうになることもあります。

さっさとゴミ捨て行きたいのに。

あ~、今の時間あれば晩ごはんの下拵えできたのに。

暇なんだから好きなだけ寝てればいいじゃん!

 

次男は文字通り「起こす」ことだけを求めているのではなくて、話がしたいのでしょうね。

私に寄り添って欲しいのだと思います。

 

わかってる。

わかっているんだけど、私、聖人君子にはなれません。

 

「起こさなければいい」

 

毎朝次男と不毛なやりとりを続け疲弊する私に、夫と長男は

「起こしに行かなければいいじゃん。どうせ起きないんだから」

とバッサリ。

 

確かに、寄り添うつもりでイライラしていたら本末転倒。

でも、そんな簡単に切り捨てられたら苦労しない・・・。

 

本当は予定通りに起きて、活動したいのだと思います。

調子が良い時の次男がそうであるように。

でも、思うように動けないもどかしさを感じているから、私を頼ってくる。

 

寄り添おうとするのは、甘いのだろうか。

今はそういう時と思って受け止めるのは、間違っているのかな。

 

学校に行く行かないで毎朝葛藤していた頃と今とでは、全然違うステージにいる感じ。

でも、寄り添うって何なんだろう? 甘やかすと甘えさせるの線引きって? という迷宮にいるのは変わらないような。

 

次男が「こうしたい」と思うことを普通にできたらいいな

 

たったそれだけの、ささやかな願いなんだけどな。

そんなささやかな願いのために、寄り添おうとしているだけなんだけどな。

なかなか上手くいきません。