こんにちは。
eco家の北側には、シダ植物が植えてあります。
庭屋さんが植えたものなので、私が植えたわけではありませんが・・・
たぶんゼンマイの仲間。
昨日、中学で理科の先生をしている義姉から
「シダ植物、もらいに行ってもいい?」
と電話がありました。
1年生の理科の授業で、胞子のうの観察に使いたいとのこと。
我が家のシダがとても良いサンプルなのだそうで、1年生を担当する年は恒例です。
19時頃にeco家に来た義姉は
「これも授業準備の一環という口実で早く帰れた」
と話していました。
日々遅くまでお仕事されている学校の先生、本当にお疲れ様です。
中卒で起業を目指す子ってどれくらいいるんだろう?
現在、双子は中学2年生。
長男は一応、進学希望です。
完全不登校の次男は、今のところ進学も就職も希望していません。
趣味のぬいぐるみ作りを極めて、起業したいと考えています。
今の時代、不登校でも進路の選択肢は増えていますよね。
適応指導教室やフリースクールに通って全日制高校を目指す子もいれば、定時制や通信制高校という受け皿も増えています。
進学する目的も色々。
高卒認定を得るためだったり、さらにその先の進学のためだったり。
不登校のお子さんでも、進学を機に自分らしく過ごせるようになるケースもあると聞きます。
では、進学も就職もせず、中卒で起業を目指す子って実際どれくらいいるのでしょう?
ネットで検索すると、もちろん存在はしています。
大人でも「すごいなぁ」と感心するような方たちが。
ちなみに検索でヒットした中卒起業家の方の多くは、高校中退という経歴でした。
でも、高校に進学せずに起業されている方もいます。
私はそういう方を身近に知らないので、とてもとても遠い存在に感じます。
必至で勉強して東大に入るより難しいのでは? と思うくらい。
進学を選択せずに独自の道を切り開いた起業家って、
ひといちばいバイタリティーに溢れた人?
稀有な才能の持ち主?
親御さんもさぞ理解があって、器の大きな寛容的な方なのでは?
みたいなイメージ。
いやいやいや・・・。
次男は稀有な才能があるわけでもなければ、溢れるバイタリティーもありません。
むしろ対人コミュニケーションに難があって、精神不安定。
私も夫も、平凡を絵に描いたような特に取り柄もない夫婦です。
自分で事業を起こそうなんて考えたこともないタイプ。
起業なんて、夢のまた夢・・・?
必要なのは本人の意思と親の覚悟
義姉は公立中学の先生。
中学卒業後の進路について、先生ならではの情報を色々持っています。
前から聞いてみようと思っていたことを聞いてみました。
eco「今までの教え子さんで、進学も就職もせず起業したケースってあります?」
義姉「私は経験がない。進学も就職もできないっていうケースはたまにあるけど」
ですよね。
聞いたことないもの。
義姉「でも、今は世の中が変わってきているし、本人の意思と親御さんの覚悟があるなら応援してあげたいよね。学校の先生の立場からすると心配だけど」
義務教育を終えて進学も就職もしないと、一気に支えを失います。
親身に相談に乗ってれる学校の先生はもういません。
頼れるとしたら行政の相談窓口くらい?
あとは家族だけ。
起業なんて夢のまた夢? という気がするし、簡単に上手くいくものではないと思います。
完全に未知の世界。
義姉の言う通り、本人の意思と親の覚悟次第。
社会を知らない子が起業するには、家族のサポートは必須だと思います。
夢を夢で終わらせないために、少しずつでも次男と一緒に勉強していかないと。
私の人生、平穏なまま済みそうにはないな。
と思ったけれど、考えてみれば、既に普通とはかけ離れた子育てをしているんだった・・・。
これに中卒で起業が加わったら、本が一冊書けそうですね。