ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

通信制高校の合同説明会へ行ってきました

こんにちは。

 

昨晩、次男と一緒に自治会費の集金に近所をまわっていた時のこと。

道路のはす向かいの空き地に、白いねこちゃんが。

と思ったら、続いてちびねこちゃんが1匹、2匹・・・、全部で4匹。

とてててて~とお母さんねこの後をついて、茂みの中へ消えて行きました。

 

次男「かわいい~! 集金についてきてラッキー」

ねこの親子を見つけたその場所は、家主さんがご不在でまだ集金ができていません。

次男「明日も集金行こうよ。ねこちゃんに会えるかも」

目的がねこちゃんになっていますが、次男が集金のお手伝いをしてくれてとても助かっています。

 

通信制高校の合同説明会

 

週末は予定通り、通信制高校の合同説明会に行ってきました。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

今回の説明会では、最初に通信制高校のしくみや選び方のポイントについての講演がありました。

その後、学校ごとの個別ブースで説明を聞くというスタイル。

 

親子で参加されている方、親御さんだけの方、半々くらいでした。

土曜日なので、お父さんの姿もちらほら。

お子さんご本人が来ていたのは、中3の子が多いのかな。

我が家は私ひとりで参加しました。

 

入退場自由のイベントでしたが、気づけば3時間も経過・・・。

今回の収穫は、

通信制高校を取り巻く現状、仕組みなどの話を聞けたこと

個別ブースでじっくり話をできたこと

 

長男を連れて行っていたら、これほどじっくり話を聞くことはできなかったと思います。

今回はひとりで行ってみて正解でした。

 

長男と一緒に参加するとしたら、もう少し情報収集をしてからが良さそう。

本人の希望に合いそうな学校をいくつかに絞ってから、ピンポイントで学校説明会や相談会に行ってみるのがいいかな。

 

長男の反応、次男の反応

 

事前に長男と約束した通り、私が得てきた情報を双子にざっくりと話しました。

そもそも高校って何のために行くの?

通信制高校ってなに?

みたいな、高校制度の仕組みの部分から。

 

長男は期待以上に真剣に話を聞いていました。

うんうん、ちゃんと自分事として受け止めてくれたみたい。

 

一方、次男は・・・

話は聞いていたけれど、だんだんと気持ちが沈んでいく様子が隣にいて手に取るようにわかりました。

 

高校に進学するつもりはない次男。

でも、割り切れているわけではないのでしょうね。

みんなはあっちの道を行く。

でも、自分はこっち。

道と呼べるかどうかもわからない獣道。

不安にならないわけがありません。

 

私は次男が進学せずに起業するならそれもいいし、気持ちが変わって進学したって構いません。

1~2年遅れで通信制高校に入るという方法だってある。

獣道を自分で切り開いて、広い道に繋がることだってあるかもしれない。

 

今は自分の気持ちを大事にして欲しいと思っています。

 

そんなわけで、ここから先の話は長男だけの時にしようと思います。

(久々に感じました・・・双子って難しい)

資料やHPで学校ごとの特色を見てみたり、長男の希望を洗い出すところからですね。

 

余談 中2で不登校だと中等部を勧められる

 

広域通信制高校は、中等部のある学校も結構あるんですね。

 

公立の中学校に在籍しながら通えて、校長先生の許可があれば出席日数としても認められるそうです。

フリースクールと同等・・・なのかな。

 

個別ブースでアンケートに「中2」と書いたためか、中等部のある学校では、まずそちらを勧められました(3校も!)

 

「うちは中等部もあるんですよ。学校に行きづらいお子さんが遊びにくることから始められるし、環境に慣れているのでそのまま高校に入学する子が多いです」

 

なるほど~。

上手いやり方だと思います。

親も安心、マッチすれば子どもにもメリットが大きい。

 

「お子さん、どうですか? まずは中等部の見学にいらっしゃいませんか?」

 

そう畳みかけられると、ちょっと腰が引けてしまう私。

「子どもに資料を見せてみます」と、やんわりお断りしました。

 

我が家は不登校歴は長いけれど、今現在、

長男はマイペースながらも頑張って登校を続けている

次男は進学せずに我が道を行こうとしている

これはこれで、以前に比べたらずっと落ち着いている状態です。

 

長男が行けない日の方が多かった頃や、「次男の居場所を見つけたい」と息巻いていた

頃の私だったら、すごく魅力的に感じていたと思います。

でも、今はいいかな。