こんにちは。
ほとんど桜も散ってしまい、あっという間に緑が増えましたね。
我が家の庭木も新芽がどんどん出てきて大賑わいです。
双子の学校は先週の金曜日が始業式。
早いもので、中学2年生になりました。
1年前の入学式の記事です。
今思うと大変だったな・・・。
新年度のスタートは
新年度が始まりましたが、双子は今のところまだ登校していません。
次男は学校といういうところが自分には合わないと認識しています。
「もう中学を中退したい」と口にするほど。
今年度も行くつもりはなさそう。
次男のことなので、ある日ひょいっと気まぐれを発揮することはあるかもしれないけど。
長男は「行くつもりはあるよ」と言いつつ、まだ動き出すには至っていません。
「行きたくない」が本音なのでしょうね。
それでも学校に居場所を求めている長男。
暖機運転みたいな、ちょっとした準備期間が必要。
今年度もゆるゆると給食登校から始める予定です。
始業式の日、支援級の主任の先生から電話を頂きました。
「2人同じクラスで、担任も教室の場所も昨年と同じです」
良かった~。
先輩が卒業し後輩が入ってきたことを除き、大きな環境の変化はなし。
環境の変化が苦手な子には、新たな先生、クラスメイトとの関係作りをしなければならない新年度はストレスが大きいですよね。
ホッと一安心。
背中を押した方が良いのかも? でも・・・
不登校と言っても、我が家の双子はタイプが違います。
当然、親や学校がすべきサポートも違う。
長男はどこかに所属している方が安心できるタイプ。
学校に行ってしまえば、支援級の少人数の環境では楽しく過ごすこともできるし、先生方と仲良くなるのも上手。
ただし、自分から動き出すタイプではないように思います。
道を示されれば、「う~ん・・・行ってみようかな」
周りが楽しそうにしていれば「ぼくもやりたい」
動き出すきっかけに、周囲のサポートがあった方が腰を上げやすい子です。
ところが、これがすごく難しい。
2年生始まったね。明日はどうする予定?
とりあえず献立表貰いに行ってみる?
と軽い感じで聞いてみたら、
「なんで次男には言わないのにぼくにばっかり言うの?」
と、不平等感を感じて抗議してきます。
これが順調に給食登校を続けている時なら、前向きな気持ちで行くと思います。
でも、長期休み明けで「行きたくない」が根底にあると、背中を押すのは逆効果。
タイミングと加減が難しいです。
今は担任の先生が休職されていることも一因かも。
先生、早く復帰して~と、助けを求めたい気持ちです。
「公平」と「平等」 次男に何も言わない理由
確かに、次男に対しては「2年生始まったね」なんて言葉は口にしません。
私から学校の話を振ることさえ滅多にありません。
それは、次男が学校に居場所を求めていないから。
枠組みの決められた人生を望んでいないからです。
また、次男は元気がある時は自ら考えて行動に移すタイプでもあるからです。
長男には長男に合わせたサポートを。
次男には次男に合わせたサポートを。
本人の能力や特性、希望に合った対応をするのが大事。
それが公平に対応するということ。
一様に同じ扱いをすることは平等だけど、公平とは限らない。
と考えているのだけど、これが長男にはいまいち理解されません。
そんなわけで、次男に何も言わない手前、長男の背中を押すがとても難しいです。
愛情は平等に。
でも対応は公平に。
子育てって、なんて難しいんでしょうね。
もっと成長したら、長男もわかってくれるのかしら。