ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

「ぼくってADHDだと思う」

こんにちは。

 

今週は今のところ登校ゼロの長男。

冬休みを前に燃料切れかな。

家でのんびりと過ごしています。

 

昨日はうさぎのこみみのお誕生日。

5歳になりました。

うさぎは6歳でシニアと言われます。

5歳のこみみは人間で言えば更年期くらいのイメージ?

 

こみみは私たち家族にとってかけがえのない癒し。

寝ていても、食べていても、走っていても、怒っていても、拗ねていても可愛い。

毎日家族みんなが「かわいいね~」「癒しだ~」とこみみを愛で、オキシトシンの恩恵を受けています。

こみみの存在がなければ、eco家はもっと殺伐としていたかも。

これからも一緒に過ごす時間を精一杯大切にしたいです。

 

「ぼくってADHDだと思う」

 

長男は受動型の自閉スペクトラム症だという記事を書きましたが、先日、長男がこんなことを言い出しました。

 

「ぼくって注意欠如なんたら障害だと思う」

 

注意欠如なんたら障害。

ADHD、注意欠如・多動性障害のことですね。

 

長男の発達障害に関する知識は、それほど多くありません。

自分が自閉スペクトラム症ASD)でどんな特性があるかは理解しつつある、という程度です。

 

eco「なんでそう思うの?」

長男「だって落ち着かないじゃん。すぐ忘れちゃうし。勉強しててもすぐ横にそれちゃうし」

 

ほ~・・・、自分のことをよくわかってきましたね。

 

長男はADHDの診断は受けていません。

でも、ASDADHDはかなりの割合で併発すると聞きます。

 

そして私は長男が小さい頃(不登校になるずっと前)から、ADHDなのでは? と感じたことが何度もあります。

 

正直、ASDの診断を受けた時は「ADHDではなく?」と思ったほどです。

きっと両方持っていて、でも、診断当時はASDの困り事の方が強く表れていたのでしょうね。

 

脳内が忙しそう

 

現在も幼少期も、多動性や衝動性はさほど目立ちません。

少なくとも、幼稚園や学校で問題になるようなことはありませんでした。

 

恐らくですが、長男は不注意優勢型。

私が感じてきただけでも、これだけ当てはまります。

 

・忘れ物が多い

・1つのことに注意を向けると、他に注意が向かない

・外からの刺激ですぐに気がそれてしまう、注意が持続しない

・一方で好きなことには夢中になり、過集中になる

・計画を立てる、優先順位を考えてものごとに取り組むのが苦手

 

小さい頃からの長男の印象は、脳内が忙しい子でした。

興味、思考があちこちに飛ぶ。

でも全く繋がっていないわけではなく、脳内ではたぶん繋がっていて。

常に連想ゲームが繰り広げられている感じ。

 

これって脳の多動というやつかな~と感じてはいたものの、頭の回転の速さ、知識の繋がりの緻密さに感心させられることも多くて、問題だとは思っていなかったんですよね。

 

最近読んだブログ記事で、ADHDの脳内はひとりマジカルバナナ状態と表現されていました。

まさにそれ。

本当に連想ゲームをしているよう。

それをなんとなく理解できてしまう私も、同じ傾向があるのかも。

 

本人は困っていませんが

 

eco「ADHD傾向はあるかもね。それで何か困ってる?」

長男「うーん、特に・・・」

 

家が生活の中心になっている今は、特に困っているわけではなさそう。

私から見ても、特に困ることはありません。

 

私は長男に複数のタスクを一度に伝えることはしません。

忘れることがわかっているから。

 

勉強中に脱線しても、それはそれで良しとしています。

例えば、数学の問題に理科や社会に関連する割合のグラフが出てきたら、関心は理科や社会へ。

文章題の日本語がわかりにくければつっこみを入れて正しく伝わる文章を考える。

作図の問題はアレンジを加えていたずら書き。

そんなことはしょっちゅうあります。

それはそれで良い勉強。

 

でも、それって私が長男の性格(特性)を理解して接しているから容認できるのであって、社会に出たらやっぱり困るのかも。

本人に困り感がなくても、周りが困る可能性も大いにあります。

 

と考えると、悩ましいですね。

家族としてありのままを受け止めていると、客観性に欠けてしまうこともあるし。

このままで良いものか、わからなくなってきてしまいます。

 

支援級の先生や児童精神科の先生に一度相談してみようと思います。