ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

進路選択には覚悟が必要

こんにちは。

 

そろそろ本格的な花粉シーズンですね。

昨年の猛暑の影響で、今年は飛散量が多くなりそうだとか。

皆さん、何か対策はされていますか?

 

私は通年性のアレルギー性鼻炎のため、一年中抗アレルギー薬を服用しています。

2年前からダニの舌下免疫療法もやっていて、花粉シーズン以外はだいぶ楽に過ごせるようになりました。

でも、この時期だけはどうしてもアレルギー症状に悩まされます。

 

去年の秋頃から花粉対策として始めたのが、鼻うがい。

鼻が痛そうで怖くて、ずっと避けていました。

これね、やってみたらすごくさっぱり。

もっと早くやっていれば良かったとさえ感じます。

 

以前は鼻が通っているってどういう感覚だっけ? というくらい、いつも鼻が詰まっていたのです。

おかげで春先は頭痛も多いし、気分も憂鬱になりがちでした。

 

ところが、気づけば最近の私は鼻が通っている♪

今年の花粉シーズン、気分良く過ごせるかな。

(目や皮膚のかゆみは抑えられないですが・・・)

 

また進路希望調査

 

中学から進路希望調査票と三者面談の案内が来ました。

うちの双子は特別支援学級に在籍しているため、各学期の三者面談が必須なのです。

 

え~、2学期にやったばっかりだけど・・・と思ってしまう母。

不登校の子がいる家庭って、時間の流れ方が世間よりゆっくりな感じがしませんか?

 

中学2年生最後の面談。

本格的に進路の話になることがわかっている長男はあからさまに嫌な顔。

三者面談に行く気などさらさらない次男はどこ吹く風です。

 

支援級在籍の子の場合、作文や面談の練習時間を十分確保するに早めに志望校を絞りたい、というのが学校の方針だとか。

学校、保護者、そして当人、若干温度差を感じます。

そうは言っても時はどんどん流れていくので、長男と進路について少し話をしました。

 

難しい2択

 

今のところ考えている進学先は2つ。

  • 通信制高校(週数日通うコース、スクーリングが近場で宿泊ではないところ、できれば少人数)
  • 高等専修学校(製菓や製パンを学べるコース、毎日フル通学が基本)

 

週に数回、1~2時間程度の登校スタイルを続けている長男にとって、現実的な進学先は通信制高校です。

通信制は現時点で学校まで候補を絞っているわけではなく、あと1~2校見学に行きたいところ。

 

高等専修学校はそのコースの分野で仕事をする前提で通う学校。

仕事人としての責任を持つという意味も含め、出欠には厳しいそうです。

そして通常の授業は40人程のクラス単位で行われることも、大人数が苦手な長男にとっては心配の種。

ハードルはかなり高い。

 

以前、高等専修学校の先生とお話した際に、

不登校経験があっても、好きなことのために頑張れるタイプなら大丈夫」

とおっしゃっていました。

 

長男は好きなことのために苦手な勉強や学校生活も頑張れるか・・・。

通信制の方が長男のペースで成長でき、合うような気はします。

うーん。

この2択、難しい。

 

肝心な長男の気持ちは?

 

できるかできないか以前に、前提として大切なのは本人の気持ちです。

 

長男はどうしたいの?

 

「行けるかどうかは別にして考えていいなら、行きたいのは専修学校

 

そっかぁ。

自己決定が苦手でいつも判断に迷ってしまう長男の、はっきりとした意思表示。

ただし、高等専修学校を志望校に決めるという覚悟までは、まだできていないようです。

 

本人も高等専修学校は相当ハードルが高いことを重々わかっています。

今の自分にはあまりにも欠けているものが多いことも。

だからこそ、最近は家でぼちぼち勉強にも取り組んでいます。

 

中学卒業まであと1年。

志望校を決めるまでの時間はもっと短いですが、もしかしたら3年生から奮起して高等専修学校を目指す!なんてことも、あるかもしれません。

 

どちらにしても長男にとっては挑戦です。

全力でサポートしたい。

長男の選択を応援したいと思います。

「骨は拾う」の精神で。