ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

オープンキャンパスに行ってきました

こんにちは。

 

今朝、次男が寝起きに鼻血を出し、顔面蒼白でリビングに降りてきました。

もう出血は止まっていましたが、血まみれのタオルで鼻を抑えて。

あまりの顔色の悪さにびっくり。

 

どうやらかなりの量の出血だったようで、止血までに15分以上かかったみたい。

2階の床やお布団にも血が点々と。

 

大量の鼻血が出たら病院に行った方がいいと聞くけれど、「大量」ってどれくらい?

とりあえず水分、栄養補給をして顔色が良くなるまで安静にしていたら、なんとか復活しました。

今夜はあさりのお味噌汁で鉄分補給しようと思います。

 

起きてきた時、顔色が真っ青なのに第一声が

 

「鼻血がすごい出た。でも、とっさにベッドの上のぬいぐるみちゃんたちを退けたから、みんな無事だよ」

 

どこまでもぬいぐるみファーストの次男。

あなたが無事じゃないんだけど・・・。

 

オープンキャンパス

 

週末、長男と私で初めてオープンキャンパスへ行ってきました。

 

考えている進学先は、通信制高校の通学コース。

まだ2年生なので、志望校を絞り込むためにオープンキャンパスに行くというよりも、まずは見てみなくちゃね! という気持ち。

いくつかの学校を実際に見て、3~4校くらいの候補を見つけたいと思っています。

 

今回行ったのは、通信制高校の某大手サポート校。

数ある学校の中で最初の見学場所として選んだのには、理由が3つあります。

 

・市内のサポート校の中で、我が家からのアクセスが一番良い

・スクーリング、単位認定試験が県内で受けられる

・個別指導をメインとしている

 

週に3〜4日のペースで中学の支援級に通っている長男、行き帰りは車で送迎です。

理由は家が学区の端っこだから…というのもあるけれど、送迎をしなければ学校へ行くハードルが格段に上がるから。

door to doorだからなんとか行けているようなものです。

でも、高校に通うつもりがあるのなら、さすがに自分の足で通学して欲しい。

そろそろ送迎から解放されたいというのが本音です。

 

今回行ったサポート校は、電車で10分。

うちから最寄り駅まで徒歩3分。

電車からキャンパスまでも徒歩3分。

立地に関しては、これ以上ないほど魅力的でした。

 

見て、聞いて、足を運んだからわかったこと

 

キャンパスの第一印象は、塾みたい。

うん、学校というより塾そのもの。

長男は「学校っぽさがなくていい」と感じたようです。

 

全体の説明があった後、現役の生徒さんたちとの座談会もありました。

 

なんかね、みんなすごい。

自己紹介で話してくれた感じでは、ほとんどの生徒さんが不登校経験者。

でも、人前でちゃんと挨拶ができて、しっかり自分の考えを言葉にできる。

目的、目標を持って生きている。

 

中でも感心したのは、みんな自分のペースで頑張る大切さをよくわかっていること。

週5日登校する子もいれば、週1日の子もいて。

週3日を目標としているけれど、今週は体調が良くなくて1日だけにした・・・とか。

学校のシステムや先生の受け止め方が柔軟なのが伝わってきました。

 

長男は、

毎日の登校は厳しい

でも、週に何回かは通えた方がモチベーションが上がりそう

と、自己分析しています。

どうしても気分が乗らないこともあるし、次男の影響を受けてしまうこともある。

そういう時に柔軟な対応をしてもらえるサポート体制があるのは安心かも。

 

生徒同士の距離感、先生と生徒の距離感を見られたのも良かったです。

お互いを尊重していて良い関係だな~という印象。

こういう部分は、学校案内の分厚い冊子やHPを見ても実際のところはわかりません。

足を運んでみて正解でした。

 

長男の感想

 

1時間半程のオープンキャンパスを終え、ちょっと疲れた顔の長男。

本人はほぼ喋りませんでしたが、初めての場所で初対面の人と過ごすだけでも疲れるよね。

 

とりあえず一息つこう、ということで駅のドトールに。

(メニューに長男の大好きな抹茶ラテがあって一気にご機嫌になりました♪)

ランチを食べながら長男に感想を聞いてみました。

 

「楽しそう。雰囲気が良かった」

「思った以上に駅から近くて通いやすそう」

「週に1日から5日まで、登校する日数を選べるのがいい」

「サークル活動(ボードゲームや軽スポーツ、イラストなど)も楽しそう」

 

マイナスに感じたことはなかった?

これはちょっとな・・・と思う部分は?

と聞いてみたら、

「勉強が心配だったけど個別で教えてもらえるし、生徒の人たちも「心配ないよ」と言ってくれたからちょっと安心した」

だそうです。

 

生徒を獲得するためのオープンキャンパスなので、もちろん印象を良くしようという意図はあると思います。

ただ、それを差し引いて考えても、ここなら長男も楽しく通えるかも、と思えるキャンパスでした。

 

学費のこと

 

懸念事項があるとすれば学費のことかな・・・。

個別指導を売りにしているだけあって、通信制高校の中でもお高めかも。

 

長男は大学受験を視野に入れていないため、入るとすれば普通コース。

進学コースに比べれば多少お安いようです。

 

ただし、高校3年間にかかるお金って、学費だけじゃない。

イベントが色々あるんです。

林間学校、修学旅行だけでなく、遠足だったり合宿だったり。

学費に含まれるイベント費では賄えないであろうお出掛け系のイベントも豊富。

もちろん参加は任意だけど、もし色々「参加したい!」となったら、追加費用が膨れ上がりそう・・・。

 

なんて、行くと決めたわけでもないのに要らぬ心配をしてしまう私です。

双子で通信制高校へ進学・・・となると火の車になってしまいそうだけど、今のところ次男にそのつもりはないのでなんとかなるはず。

頑張って働こ。