こんにちは。
最近、更新が滞りがちにも関わらず、見に来て下さってありがとうございます。
今年に入って始めたことがあるのです。
次男のぬいぐるみ製作に関する広報活動。
オンライン販売に向けて、私が広報担当としてSNSで発信を始めました。
元来SNSの類が苦手(ブログは例外)な私。
やろうやろうと思いつつ、1年前にアカウントを作ってから放置していました。
いざ始めてみると、それなりに楽しくもあります。
その広報活動と、このブログを紐づける予定はありません。
過去に次男の作ったぬいぐるみの写真を載せたことが何度かありましたが、今後は載せない方針としたいと思います。
次男の様子についてはこれまで通りお伝えしていきます。
製作活動について触れることはあると思いますので、温かく見守って頂ければ嬉しいです。
精神障害者保健福祉手帳の更新
我が家の双子は精神障害者保健福祉手帳を持っています。
中学入学前に、中学の特別支援学級の先生からのすすめで取得しました。
等級は3。
精神障害者保健福祉手帳は2年ごとに更新があり、
医師の診断書の提出 → 等級の判定
という流れで審査があります。
1カ月半ほど前に診断書を市の窓口に提出し、先日、郵便で判定結果が届きました。
これがね、開けてびっくり。
次男の等級判定が2級になっていました。
2年前の判定では等級3だったのが、今回の判定では、次男は以前よりも症状が重くなったと判断されたことになります。
判定の基準を考えれば、まぁ・・・うん、そうか。と、納得はできる。
精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準
【1級】精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
【2級】精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
【3級】精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの
実際のところ、3級から2級になったところで何が変わるというわけではありません。
受けられる支援やサービスも大きくは変わらない。
精神障害の場合、うちの自治体では2級以上が公共交通機関の利用券を使えます。
が、次男は公共交通機関を使う予定も当面ないし、使えたら苦労はない・・・という話なので。
2級に変わって気になることがあるとすれば、本人がどう受け止めるか、くらいかな。
客観的な判定と家族の認識のギャップ
毎日一緒に過ごしている家族から見れば、次男の状態は以前より安定しています。
気分の波はあるものの、自傷行為や希死念慮によって家族まで神経をすり減らす・・・というほどの状態ではありません。
でも、客観的視点では2級に該当する程度の配慮や援助が必要な状態、ということなのでしょうね。
この話を夫にしたところ
「ふーん・・・本人を見たわけじゃないのに、そう判断されるんだね」
と、少々含みのある言い方をしていました。
客観的な判断と、親としての認識にギャップを感じているような。
私もよくわからなくなります。
長年の不登校、かつ支援級在籍
広義的には引きこもりに該当し、発達障害やら精神疾患やらで投薬治療中
ということが、社会的にどういう意味を持つのか。
普段の生活の中で目が向くのはそれぞれの特性や状態であって。
困ることはあるし悩みもするけれど、私にとってはそれが当たり前で、日常です。
診断名とか障害の等級は、ビンの外に貼られたシール(つまりレッテル)という感じ。
ビンの中からは表示が見えない。
ただし、他人に理解や支援を求める場合には、やっぱり客観的な視点が必要だったりもします。
目に見えない分野だからこそ。
このビンの中身、なに?
何か怪しいものが入っているのでは?
と不審感を抱かせるよりは、
ここに説明書きがあるよ!
と提示できるようにしておく方が、スムーズに事が運ぶこともあるんじゃないかな。
診断名や障害者手帳はそういう存在で、一応、懐に持っておく、というスタンスです。
(あくまでも個人的な考えとしてご理解ください)