ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男は欠席、長男はママ独り占め

我が家の地域も今日から梅雨入り、部屋の中が薄暗いです。

朝陽を浴びないと、なんとなく気持ちがシャキッとしないな。

 

今日は給食の時間に長男を送っていきました。

次男は「昨日疲れたから」と欠席。

疲れるほど何かしたっけ?と言いたくなるのを、我慢我慢。

次男としてはがんばってきたのでしょうね。

 

ママ独り占めタイム

 

昨日、学校への送迎の回数が多くなると疲れると書きましたが、子どもたちのためには別々に登下校する方が良いと思っています。

 

別々に登下校することで、

本人のペースに合わせられる。

車の中が貴重なママ独り占めタイムになる。

私も子どもとしっかり向き合って、思う存分褒めてあげられる。

 

 

長男の場合、この効果が実はすごく大きいと思います。

 

 

長男は自分と次男を比較して、些細なことで不公平感を強く感じてしまいます。

登校渋りの始まりも、不公平感からでした。

「次男はずるい」

「僕ばかり損をしている」

「僕の方ががんばっているのに」

 

 

私も夫も、子どもたちを平等に公平に育てようと心がけてきたつもりです。

それは必ずしも同じものを与えて、同じことを経験させるという意味ではなく、その子に合ったものを、その子に合ったやり方で、ということ。

だから、今は習い事も違うものをやっています。

 

でも、そういう親の想いは、とても伝わりにくい。

子ども(特に長男)にわかりやすく伝えるには、ハグしたり、手を繋いだり、言葉で伝えたり、直接的な手段が必要なんです。

それも、愛情の泉が溢れるくらいにたっぷりと。

 

次男の前で長男を褒めれば、今度は次男が卑屈になり、それもまたフォローが必要。

本当に気を遣います。

だから、登下校の車の中でママを独占してもらい、楽しく気持ちよくおしゃべりするのがとても有効だと思うのです。

 

今日はママを独占し、気持ちよくおしゃべりして登校した長男。

外国語の授業も受けてこられたようです。

下校時にも楽しくおしゃべりして帰ってきました。

 

素直に反応する長男が面白い

 

最近、長男はクイズ番組を熱心に見ています。

昨晩は夫と一緒にクイズ番組を見ながら、一生懸命答えを考えていました。

 

知的好奇心が強い長男、漢字や語彙力を問う問題も、科学や歴史の問題も、ひらめきを必要とする問題も、考えるのが楽しそうです。

答えがわかると嬉しそうに歓声があがります。

でも、答えがわからないと私や夫に聞いてくる。

 

長男「ねぇパパ、この答えなに?」

夫「え~? あぁ、これは〇〇だよ」

長男「ほんと~?」

 

そして正解が表示されると

 

長男「おぉ~!! パパってすごいねぇ! 

   なんでわかったの? 物識り~!」

 

と、ちょっとオーバーなくらい賞賛の言葉が。

もちろん、答えがわからない時や不正解もありますが。

なんだか、長男のこの素直さが面白くて微笑ましいです。

 

番組に出演している東大卒とか京大卒の賢い方々に対しても

「え~、この人、天才じゃない?!」

と言いながら見ています。

 

うちは夫が文系で私が理系、得意分野が違うので、最近は問題によって夫に聞いたり、私に聞いたり。

日本史(特に戦国時代)なら長男が一番詳しいかも。

 

興味のあることは深く掘り下げて理解したいという長男。

学校は向いていなくても、勉強は向いている気がします。

 

一方の次男、クイズ番組にはあまり興味がないみたい。

長男がクイズ番組に夢中になっている間、ひたすらプラバン製作に勤しんでいました♪