ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

夫との小さなズレ

今日は数日ぶりにパパとマイクラを楽しんだ双子。

双子と一緒にマイクラをやっている時の夫は、いいお父さんだと思う。

子供たちもリラックスして楽しそう。

 

一生懸命テクニックを伝授する長男。

夫「さすが長男! すごいじゃん」

夫が敵に襲われていると、次男がすかさず助けに行く。

夫「ありがと~! 次男がいなかったら終わってた」

 

ゲームをやっている時は、自然に子供たちをたくさん褒める言葉が出てくるみたいです。

 

夫がいる朝の微かな緊張感

 

うちの夫は仕事が不定休のため、平日休みが結構あります。

夫が休みの平日の朝は、家の中になんとなーく、微かな緊張感がある。

 

次男は少し萎縮している様子。

パパがいるから、がんばって学校行かなくちゃ。

休むって言ったら怒られるかも…。

 

マイペースを貫く長男。

 

私はというと、

次男が萎縮しなくて済むようにフォローしなきゃ。

長男のマイペースさに夫がイライラしないようにフォローしなきゃ。

…なんで夫に対してこんなに気を遣うんだろう?

 

近頃の夫は、子供たちが学校に行きづらいことを表面上は受け入れています。

でも、学校に行く努力、勉強に取り組む努力を求めていて、子供たち、特に人の心の機微に敏感な次男には、その考えが伝わっているのだと思います。

 

夫との小さなズレ

 

今日の次男は、学校に行くのは難しそうな雰囲気でした。

でも、夫がいる前で「今日は休みたい」と言えず、こっそり私に伝えてきました。

 

eco「次男、今日は休みたいって」

夫「…なんで?」

 

私には、この「なんで?」がすごく冷たく感じます。

答えはわかっているのに、夫の満足する答えはないということがわかっているのに、敢えて聞いてくる。

 

夫の考えはこうです。

集団が苦手で、周りとペースを合わせるのが難しいという理由で、支援級を選択した。

支援級では、少人数で、かなり本人のペースを尊重してくれる。

一人になれる場所もある。

先生もよく理解してくれている。

これ以上の環境はない。

普通級で問題だったことは、全て解消されているのに、何が問題なの?

 

言っていることは至極真っ当です。

 

でも、杓子定規で、余白がないっていうか… 。

人の心って、そんなに単純ではないと思います。

 

夫の言うとおり、支援級では問題が解消されているとして、何か足りないとすれば、それは「安心」かな。

 

ありのままの自分を受け入れてもらっているという安心。

どんな時でも尊重してもらえているという安心。

 

その安心を一番育ててあげられるのは、やっぱり親ではないかと思います。

 

私が夫にこういう話をきちんとして、認識を変えてもらう必要があるのでしょうね…。

不登校の始まりから2年、夫も少しずつ歩み寄る努力はしてくれ、変わったところもある。

でも、色んなところで小さなズレがあって、小さいけれど、決定的な気がしてしまいます。

 

結局、次男は夫からのプレッシャーに負けて給食を食べに学校へ行きました。

家に帰ってくれば、萎縮する感じは消えているんです。

夫も、給食を食べに行くという努力を見せた次男のことは認めてくれる。

私だけがなんだかモヤモヤしています。

さて、どうしたものか。