ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

年に1度の経過観察 睫毛内反症

次男の1年に1度の眼形成外科受診のため、午後から総合病院に行ってきました。

朝のうちは「行きたくない」と言っていた次男。

毎年この病院へ行く時に欲しい本を1冊買うので、今年も本で手を打ちました。

 

長男はこみみ(うさぎ)とお留守番。

洗濯物を外して畳むのをお願いしておいたら、タオル類と自分の洗濯物はちゃんと畳んでおいてくれました。

あとは1人でWiiスポーツをやって、楽しく過ごしていたそうです。

 

睫毛内反症

 

次男は4歳と5歳の時に、下睫毛内反症、いわゆる逆さまつげ)手術をしています。

(5歳の時は長男も同じ手術のため同時入院しました)

逆さまつげは、成長と共に顔つきの変化によって自然治癒する場合が多いと言われています。

また、まつげが眼球に接触していても、視力や日常生活に支障がなければ治療しない場合も多いと思います。

 

次男の場合、手術をする前は常に涙目。

屋外に出ると、まるで涙のように目脂が出るという状態でした。

私はいつも清浄綿をたくさん持ち歩いて、しょっちゅう次男の目を拭いていました。

当時の写真を見ると、涙や目やにが零れ落ちないように無意識に頬に力を入れていて、どれも引き攣ったような表情。

手術によって目脂のストレスから解放され、自然な笑顔が見られるようになりました。

 

手術をした下まつげは大丈夫ですが、今は上まつげが眼球に接触しています。

生活に支障が出ているわけではないため、経過をみている状態。

ただ、手術適応には違いないそうで、いずれは手術することを勧められています。

 

上まつげの手術は、一重瞼が二重瞼(または奥二重)になり、顔の印象が変わります。

美容整形で二重にする人も多いくらいなので、女の子はわりと喜んで手術するそうです。

幼いうちに手術した方が、お年頃になって周りに「整形した?」とあらぬ誤解を招かずに済むという理由もあるそうです。

 

私は本人が必要性を感じたとき、手術したいと思ったときにすれば良いと思っています。

次男のように人目を気にしすぎる子にとって、顔の印象が変わるというのは相当ハードルの高いことなんじゃないかと思います。

今は「手術したくない」そうなので、うん、それでいいんじゃない?

 

4歳だった長男のお留守番

 

次男が1回目の手術を受けた当時、当たり前ですが長男も4歳でした。

私は次男に付き添いだったため、長男は初めてママがいない3日間を過ごしました。

 

お留守番をする長男のために、千葉から母が泊まりに来てくれて、夫も仕事から早く帰ってくれました。

長男はメソメソすることもなく、終始お利口にしていたそうです。

でも、いつもニコニコしていておしゃべりな長男があまりしゃべらず、私のことや次男のことも話題にせず、必死で我慢していたのでしょうね。

当時の長男はジグソーパズルに夢中で、お留守番のお供にプレゼントした新幹線のジグソーパズルをずっとやっていたそうです。

本当に健気だったよ、と母が教えてくれました。

 

退院して家に帰ったら長男がベッタリになるかな~と思いながら帰宅すると、

「ママ、おかえり~。次男~!あそぼ~!!」

ニコニコ顔で出迎えてくれた長男、私にはすごくあっさり。

ママより次男が恋しかったみたいです。

いつもよりハイテンションで、キャッキャキャッキャとじゃれていました。

軽くショックを受けつつも、なんとも微笑ましかった思い出です。