ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

夫婦が一枚岩になるには

こんにちは。

 

新年度がスタートしましたね。

色々なことが新しくなる季節、子どもの頃、私は嫌いじゃなかったです。

環境が変わったり、制度が変わったり、ドキドキしたり戸惑うこともあるけれど、変化って楽しいと感じていた。

それはきっと、安定した日常を持っていたからなんだな~と思います。

今の方が、不安な気持ちが大きいかもしれません。

 

双子の学校で新年度から変わること

 

今年度は双子の学校で変わることが色々あります。

 

・家庭訪問廃止(先生が自宅の場所を確認しに来るそうです)

・登校時間繰り下げ

・集団登校から自立登校への切り替え

・各種行事の見直し

・PTAの負担大幅減

 

毎年少しずつ変化はあるし、校長先生が変われば方針が変わるというのは何度か経験してきたけれど、今年度はちょっと思い切った変更。

 

特に登校時間の繰り下げと自立登校への切り替え。

うちの双子が徒歩で通学していた時は、朝6時50分には家を出て、7時45分までに学校に着くという生活でした。

今年度からは、8時までに学校に到着すれば良くなります。

また、集団登校も6月までに段階的に廃止するそうです。

正直私としては、やっとか・・・という気持ち。

でも、それで通学のハードルが下がる子たちがいるのなら良いことだと思います。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

皮肉なことに、コロナが学校の改革の波に影響を与えていることは間違いないでしょうね。

世の中の流れに合っていないものの長年惰性で続けてきた慣習を、本気で見直すきっかけになったのは確かだと思います。

 

親が変われば子どもは変わる

 

昨日は児童精神科の受診日でした。

今の主治医になってから1年、先生は、双子の今の状況を膠着状態であると見ています。

 

待っても状況が変わらない時は、親が対応を変えるしかない。

親が変われば、子どもは劇的に変わる。

 

1年間そう言われ続け、私自身はすごく変わったと思います。

夫もだいぶ変わってきているとは思います。

でも、夫は未だ問題の本質に向き合えていなくて、変わり切れていない。

私はそういう夫の態度が、はっきり言えば不満です。

もっとちゃんと向き合って欲しい。

子ども達の内面を見て欲しい。

そんな気持ちが表に出て、不満をぶつけてしまうこともあります。

 

それを見た子どもたちは、どう感じるか?

自分たちのせいでママとパパが険悪になっている。

パパは自分に興味がないんじゃないか。

自分はパパに見捨てられた、諦められたんじゃないか。

そんな風に感じたら、子ども達にとって家庭が安心できる場所ではなくなってしまいます。

 

夫婦が一枚岩になるには

 

じゃあ、私が夫への不満を表に出さずにひたすら我慢すればいいの?

それは、違いますよね。

 

Dr.「お父さんとぶつかってみない? お母さんは抱えすぎていると思う。夫婦が一枚岩になるには、ぶつかってもいいと覚悟を決めて話し合わないと」

 

おっしゃることはわかります。

でもね、そんなことは何度もやってきた。

夫は正面から問題に向き合うことが苦手なのだと思います。

子ども達とも、私とも、自分とも。

ぶつかって解決できるなら、とっくにできているはず。

私も敢えてぶつかるようなことはしたくありません。

 

そこで、先生から別の提案がありました。

先生は夫が物事を否定的に捉える傾向、問題に向き合おうとしないことが、夫の「育てられ方」と大いに関係していると考えています。

普段の穏やかな会話の中で

「お父さん(私からみたら義父)ってどんな人だったの?」

「子どもの頃ってどんなだったの?」

みたいな話を振って、夫の中のアダルトチルドレンを引き出すという作戦。

Dr.「本来はカウンセラーの仕事だけど、お母さんなら受け止めてあげられると思う。話すことで、お父さんが自分の問題に気づいてもらうのがベスト」

 

カウンセラーでもない私にそんなことが上手くできる気は全然しませんが。そもそも、がっちり一枚岩の夫婦なんて、世の中にそんなにいるのかしら。

う~ん・・・どうしたら一枚岩になれるのでしょうね。