ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男「死んじゃってもママといたい」

こんにちは。

 

気づけばGWもすぐそこ。

うちの双子は人混みに行きたがらない子たちなので、特に出掛ける予定はありません。

そもそも夫の休みは連休中に1日だけなので。

子どもたちと3人で、どうやって過ごそうかな。

 

昨日から緊急事態宣言が出された地域では、今年もおうち生活を余儀なくされる方も多いと思います。

対象地域に住んでいなくても、屋内の人混みは避けよう、遠出は避けようという方も多いだろうし、地方の屋外レジャースポットなどは人出が多くなりそうですね。

皆さん、どんなGWを過ごすご予定ですか?

 

次男「死んじゃってもママといたい」

 

数日前から急に不安が強くなっている双子。

今日は次男のお話です。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

1日に何度も不安が押し寄せてきて、ゲームやYouTubeですら手につかなくなるという状態が続いている次男。

昨日は5回もお呼びがかかり、その度に30分から1時間くらいかけて話をして、不安を軽減する・・・ということの繰り返しでした。

(不安を忘れている時は、外にも出るくらい元気にしています)

 

次男の今一番の不安は、「死んじゃったらどうなるの?」ということ。

地震もコロナも怖い。

でもそれは、災害やコロナの先に「死」という未知のものがあると想像しているからだと思います。

 

次男は今までに何度か「死にたい」という言葉を口にしたことがあります。

学校に行けなくなって、激しい自己否定を繰り返した末に出た言葉。

今次男が想像している「死」は、自己否定からきているものではありません。たぶん。

 

「死んじゃっても意思はあるのかな」

「もしママが先に死んじゃっても、天国で待っててくれるんだよね?」

「ずっと家族といたい。パパもママも長男も。こみみも。ぬいぐるみも」

「生まれ変わることってあるの? ぼくはずっとママの子でいたいから、生まれ変わりたくない」

 

次男は、

死後の世界(次男の中では天国)でも、大好きな家族と一緒にいたい

天国が、今住んでいる家と同じ環境で、安心できるところであって欲しい

自分が死ぬのが大人になってからでも、天国では子どもの姿でいたい

苦しいことや悲しいことは何もない、暖かくて幸せな世界であって欲しい

神様はきっと、死んじゃった人には優しいよね

などなど、思い描くイメージがあるようです。

 

でもね、答えは誰にもわからない。

死後の世界を知っている人はいませんからね。

死生観ほど不明確で、人によって考え方が違うもこともそうそうないかもしれません。

でも、だからこそ、次男の考える死後の世界を信じれば良いんじゃないかな。

 

涙を流しながら「死んじゃってもママといたい」と言う次男に、私はそれくらいしか言ってあげられない。

胸が詰まる思いで毎回話を聞いています。

 

今の自分をなんとかしたい

 

次男は、なぜ急にこんな不安に襲われるようになったのか、自分でも不思議に思っているようです。

そして、この不安をどうにかしたいと思っています。

長男と同様、自分と向き合おうとするようになったんだなぁ。

私はそれが嬉しいです。

 

ちょうどタイミング良く、明日は児童精神科の予約日です。

ほとんどいつも私ひとりで受診しているけど、次男も一緒に行って先生に相談したいと話しています。

長男も一緒に3人で行ってきます。

主治医の先生、びっくりしてしまうかも。

 

次男は口で説明する自信はないようなので、私も手伝いつつ、今困っていることや知りたいことをメモしました。

お薬についても相談したいそうです。

以前、敏感さを抑えるために飲んでいて、今は止めているお薬を「飲んだ方がいいかも」と感じているみたい。

幸せホルモンを増やすにはどうしたら良いか? も聞きたいそうです。

 

不安を解消したい。

不安な気持ちを乗り越えたい。

今の自分をなんとかしたい。

 

こう考えられるようになったのは、大きな前進だと思う。

今までは、そんなことを考える以前の問題だったから。

次男も、もちろん長男も、少しずつだけど前に進んでいます。