ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

フォローが必要なのは、次男ではなく長男なのかも

こんにちは。

 

今日は修学旅行の「しおり」が配布されるため、長男は6時間目に登校予定でした。

でも「やっぱり今日は行きたくない」と欠席。

修学旅行の話をすればするほど、不安が大きくなってしまうそうです。

2週間後に迫った修学旅行。

本当に行けるのかと心配になるけど、行けると信じるしかありませんね。

 

次男は放課後に登校するつもりだったけど、先生が会議のため断念。

ちょっとガッカリしていました。

 

状況を変えたい時は、対応を変えること

 

このところ調子が良い長男中心の生活ペースになりがちで、さらに長男から干渉されることでも少々しんどい思いをしている次男。

このまま次男のペースが乱されて、長男まで再び引きずられるという悪循環に陥るのは避けたいです。

対応にすごく困る…。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

状況を変えるには、対応を変えてみること。

今、私の方からちょっとアプローチを変えようと試みています。

 

今まで、元気のある長男はさておき、ずっと次男をフォローしなきゃとばかり考えていました。

でも、それって何か違うのかも。

 

次男は今のところ生活のペースを変えたくはないんです。

長男のペースに合わせようという気もない。

でも、どうしても影響を受けてしまって苦しい。

何より、長男に干渉されることを苦痛に感じています。

 

一方の長男は、自分の行動を変えようと意識しています。

能動的に外に出たり、手伝いをしたり、自分でがんばったと思える行動をしようとしています。

ただし、自分が頑張っている最中に、次男が遊んでいるのは気に入らない・・・。

頑張ろうとしているからこそ、這い上がる苦しさが常にあるのかもしれません。

その結果、次男との間にうまく境界を引けず、干渉してしまいます。

 

優先順位を変えてみました

 

実はフォローが必要なのは、次男ではなく長男なのでは?

 

干渉されて傷つく次男をフォローするのではなく、一歩踏み出そうとしている長男をフォローした方がいいのかもしれません。

 

長男が料理や手伝いをしようとする時、「ひとりでご自由にどうぞ」というわけにはなかなかいきません。

作業的にはひとりで出来ることでも、長男の話を聞いてあげたり、会話をしながらだと、より大きな満足感を得られるみたいです。

それがそのまま自信、自己肯定感になります。

 

気持ちが充実した状態の長男は、もっと頑張ってみようという気概に溢れている。

次男のことを過剰に気にしたりもしない。

さらに自信がついてくれば、自分ひとりで何かに没頭したり、夫が相手でも満足してくれます。

 

長男が「何かやってみよう」と思う時に、まず私がフォローしてあげるのが一番良さそう。

一緒にやってみる。

会話に付き合う。

話を聞いてあげる。

普段からやっていることをするだけです。

 

ただ、ここ数日は、優先順位を少し変えてみています。

当然、仕事や家事を優先させたい時も当然ある。

それは大抵私の都合であって、ちょっと優先順位を変えたからといって、ものすごく困るわけではありません。

まず、長男の気持ちを満たすことを優先する。

そんなフォローの仕方は今まで思いつかなかったけど、今のところ良い具合です。

 

長男の気持ちを満たす=次男を疎かにする

と、ずっと思い込んでいました。

でも、長男に干渉されなければ、次男は自分のペースで普通に生活を送るだけ。

むしろ誰にも干渉されず、好きなように過ごせている気がします。

もちろん、次男がフォローを必要としている場合もSOSをキャッチできるように。

次男は必要があれば「お話しよう」と自分から言ってきてくれるので、そういう時はじっくり寄り添う。

それでいいのかもしれません。

 

今日の長男は学校こそ行きませんでしたが、晩ごはんの支度を沢山手伝ってくれて、10kgのお米を運ぶために買い物についてきてくれて、おやつにスイートポテトを作ってくれました。

合間にYouTubeを見たり、次男と遊んだりしています。

「次男ずるい」と言っている時とは、表情が違う気がします。