ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

先生とのメッセージのやりとり

こんにちは。

 

今日は学校の歯科健診でした。

通常級の子たちの健診後に時間を取って頂き、次男も渋々ですが行くことができました。

2人とも虫歯なし。

良かった~!

 

長男はそのまま給食後まで学校に残り、私は次男と帰宅。

車の中で、こんなことを言っていました。

「学校に行くと知らない先生に親し気に話しかけられる。ぼくはその先生が誰か全然知らないのに。そういうの、なんだかなぁって思うんだよね」

 

まぁ・・・そうだね。

学校ってそういうところ。

不登校で支援級在籍の次男の情報は、恐らく先生方の中で共有されているのでしょう。

全体として支援してくれているのはとてもありがたい。

 

でも、次男の抱いた違和感、私もわかる気はします。

そもそもが対等ではない、一方的、受け身でいなければいけないことを敏感に感じ取る次男は、やっぱり学校が合わないのでしょうね。

 

タブレットパソコンの使い道

 

先日、学校からタブレットパソコンを貸して貰いました。

入学直後に先生にお願いしてあったのですが、それがようやく準備できたとのこと。

小学校で貸与されていたものと同じ。

入っているアプリも、アカウントも同じでした。

わかりやすくて助かります。

 

タブレットを借りるにあたって私から先生に伝えたことは、

 

今の時点で、リモートで授業を受ける可能性は限りなく低い。

ドリル的な学習ツールは気が向けばやるかも。(可能性は・・・低いけど)

先生とのメッセージのやり取りならできる可能性がある。

 

直接顔を合わせて会話をするのは難しくても、文章でのやり取りなら繋がることが可能なのでは? という思いは、以前からありました。

次男のことを先生に知ってもらい、次男も先生を知ることで、不安が和らぐこともあるんじゃないかしら?

その可能性を探りたい。

可能であれば、メッセージのやり取りをしてみて欲しいとお願いしました。

 

リモートで授業を受けることができる子なら、今は学びの可能性が広がりますよね。

学校としても支援がしやすいと思います。

でも、次男は勉強云々以前に、カメラに写ったり直接コミュニケーションを取ることに抵抗があります。

その一方で、心の中では誰かと繋がりたい気持ちも持っています。

学校には行けなくてもメッセージで信頼関係を築くことが出来れば、一歩踏み出す自信になるかもしれません。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

タブレットの貸与と同時に、早速先生からメッセージが届いていました。

 

先生とのメッセージのやりとり

 

〈先生からのメッセージ〉

次男くん、こんにちは。

この画面が見られましたか? もし見られたら、気が向いた時でいいので返信をください。

ところで、次男くんの好きな動物はなんですか?

私が好きな動物はペンギンです。

 

〈次男からのメッセージ〉

こんにちは!

ぼくが好きな動物は「うさぎ、ぞう、カピバラ、猫、チーター、パンダ、クマ、ホッキョクグマ、キリン、シマウマ、ペンギン、イルカ」です!

先生はぬいぐるみは好きですか?

今度教えてください。

 

長すぎず、短すぎず、硬すぎず、砕けすぎず。

好きな動物を聞いてくれた先生、Good job! 

こういう質問をしてくれると、返信もしやすいです。

次男はひとつに絞り切れず、動物を羅列していましたが・・・。

 

タイピングはまだ慣れないものの、「“長文失礼しました”とか書くべきかな」なんて冗談も挟めるくらい、楽しく和やかに返信を打っていました。

「画像送れないかな」とも話していたので、何か送りたいのかしら。

 

次男は3年生から不登校で、作文など何年も書いていません。

せいぜい私の両親に年一回手紙を書くくらい。

使えるスマホはあるけれど、LINEやメール機能は使っていません。

誰かにメッセージを送ること自体が、ほとんど初めての経験。

「文章おかしくない? 硬くない? 漢字合ってる?」と、色々気になって、私に何度も確認しながらでしたが、すごく次男らしい、気持ちがこもったメッセージだと思います。

 

今日また先生からのメッセージが来ていて、次男も先ほど返信していました。

これはこれは、もしかしたら次男に響く良い経験になるかも。

メッセージのやりとりが楽しく続くといいな。