ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

双子、13歳の誕生日

こんにちは。

 

我が家の次男は、夜にお風呂に入ることが滅多にありません。

学校に行っていないので、昼間の思い立った時にお風呂に入っています。

今日も朝からのんびりほっこり、お湯につかっていました。

なんだか優雅で羨ましい。

 

変な時間に次男がお風呂に入ると、夜にお湯を沸かし直さなければいけないのは不経済です。

でも、夜にひとりでお風呂に入るのはちょっと怖いらしい・・・。

ちなみに夜だと「長男、一緒に入ろう」と、未だに長男を誘います。

長男はちょっぴり迷惑そう。

昼間ならひとりでもご機嫌に入れるので、不経済なのは仕方ありませんね。

 

13歳の誕生日

 

10月の終わりに双子は13歳になりました。

あんなに小さかった赤ちゃんが、本当に大きくなったなぁ。

 

誕生日当日は、家族で適応指導教室のイベントに行ってきました。

 

次男「せっかくの誕生日にそんなところ行きたくない」

 

うんうん、だよね。

大きなイベントで参加人数も多いし、そもそも適応指導教室には「もう行きたくない」と言っていた次男。

不安も大きかったことでしょう。

行きたがらないことは想定内です。

 

でも、夫も私も長男も、この日をとっても楽しみにしていて。

久しぶりに家族でドライブしたい。

美味しい空気を吸って、美味しいものを食べたい。

次男がイベントに参加することが目的ではなく、家族で楽しく過ごすのが目的。

そう伝えたら、一緒に出掛けてくれました。(出発5分前にようやく起床)

 

現地には行ったものの、次男は自由行動。

長男と夫がイベントを楽しんでいる間、私と自然の中をお散歩したり、ぬい撮りしたり、ふらふらしていました。


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でも、イベントで振る舞われた焼き芋には「美味しい~!」

家族4人で並んで座ってほくほくの焼き芋をほおばり、次男もご満悦。

なんと、大嫌いな写真も撮らせてくれました。

 

イベントに行くのは不本意だったと思いますが、笑顔で帰って来られました。

もちろん長男も楽しく過ごせて大満足。

夜にはお寿司を食べに行き、なんだかんだで良い一日になったんじゃないかな。

 

誕生日にプレゼントしたもの

 

メインの誕生日プレゼントは本人の希望のものを買いましたが、今年はちょっとおまけのプレゼントをしました。

 

長男にはマイ包丁。

 

料理の手伝いをよくしてくれて、料理が楽しいと言う長男には包丁を。

特段良いものというわけではない、ごく普通の三徳包丁です。

でも、自分だけの道具があると嬉しいですよね。

 

新品の包丁の切れ味に長男も若干びびりつつも、「すごいね、感動」と言って、たくさん野菜を切ってくれます。

料理の腕も上がるかしら♪

 

「いつかキャラぬいぐるみを作ってみたい」と言う次男にはこの本。

 

発売された時から、次男に買ってあげようと思っていたものです。

作り方の説明がとてもわかりやすくて、材料さえ揃えれば今の次男でも十分作れそう。

あと必要なのは気力かな。

スイッチが入るとスッと動き出す次男なので、その時を楽しみに待とうと思います。

 

好きなこと。

やりたいこと。

打ち込めること。

 

13歳の頃の私には、特に「これ」というものがありませんでした。

学校に行って毎日忙しく過ごしていたけど、それだけでした。

部活やピアノに打ち込んでいたと言っても、それが本当にやりたかったことなのかと言われると、多分違う。

勉強も、ほかのことも、達成感を得ることに満足していただけな気がします。

自分には何が向いているのか、何が好きなのか、問うこともしなかったな。

 

うちの双子はみんなのように学校には行っていません。

でも、好きなことがあって、やりたいことがある。

それってすごく素敵なことだと思います。

ゆっくりでも、一歩ずつ夢に近づいていって欲しいです。