ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

ちゃんと休めていますか?

こんにちは。

 

双子の中学校は、あと10日ほどで夏休みです。

長男は今週ある三者面談が憂鬱で、ちょっと気分が落ち気味。

少し疲れも溜まっているようです(暑さに弱いので)

 

でも、長男は次男のように表情や言葉で伝えてくるわけではありません。

普段とそれほど変わらないように見える。

なのに「学校行きたくない」オーラだけは出ているので、つい、なんだかなぁという気持ちになってしまいます。

 

あと少しで夏休み。

「あと少しだから頑張るよ」とは言っています。

自分に言い聞かせているのかもしれませんね。

私にできるのは、ただ見守ることのみ。

早く夏休みになぁれ。

 

ぼちぼちな次男

 

さて、我が家には低空飛行中の子がもうひとり。

 

3週間ほど前に急に調子が落ちた次男。

気分安定薬が効いているのか、1年前や5ヵ月前くらいに陥っていた落ち込みに比べれば、ずっと穏やかに過ごせています。

 

↓ 1年前はこんな状態でした・・・

eco-hs-o.hatenablog.com

 

たまに不安が押し寄せて来てネガティブになる瞬間はあります。

夢見も良くないみたい。

私への甘えも、調子の良い時の3割増しくらい。

でも、四六時中「死」について考えたり、どん底まで落ち込んだ状態が続いているわけではないようです。

 

ぬいぐるみ作りもぼちぼち。

調子が良い時みたいに集中力は続かないようで、作業時間は短めです。

週に3~5日は製作、1日は整頓、2~3日はお休み、くらいのペース。

次男の心の安定のためには、これくらいが丁度良いのかも。

 

次男と私の似ているところ

 

次男と私は思考のクセが似ているところが結構あります(次男が私に似てしまったとも言います・・・)

そのひとつが、休むのが苦手なこと。

 

決意しないとちゃんと休めない

自分だけ休んでいると落ち着かない

休んだ後のことを考えてしまう

あれやらなきゃ、これやらなきゃ・・・

 

こういう思考、日本人には多そうな気もします。

皆さんどうなのかしら。

私は子どもの頃から、こういう思考だったように思います。

ちなみに我が家の場合、夫と長男はきっちり休むのが上手なひとたち。

 

そもそも、うちの夫は土日休みではありません。

私は結婚してからずーっと、自分だけ休んで好きなように過ごすことが苦手でした。

夫が仕事に行っているんだから家事やらなきゃ

子どもたちの相手をしてあげなきゃ

休むのを悪いことのように感じてしまう。

 

次男も同じで。

例えば私がひとりで庭の手入れをしていると、必ず手伝おうとします。

家事や仕事で忙しそうにしていると、気持ちが休まらないと言います。

 

これって、不登校の子が家にいても心が休まらないのと同じ。

 

最近、ようやく

次男「休むってちゃんと決めて休んだ方がいいよね」

と言って、意識的に休むようになりました。

 

ただし、それは学校に対してではなく、製作や整頓のような自発的な活動をしないという意味。

 

次男が不登校になったのは、小学校3年生の時。

不登校歴はもうベテランの域です。

でも、学校を休み続けていることに関しては、自分を責める気持ちを拭いきれないようです。

いつか自分を許せる時が来るのかな。

 

少なくとも今の次男は、「休む」と決めてちゃんと休むことを覚えました。

ぬいぐるみ作りも整頓もなし。

落書きしたり、ゴロゴロYouTubeを見たり、次男なりの省エネモードで過ごす時間を意識的に作っています。

 

最近は私も意識的に休むようになりました。

eco「午前中はのんびりするから~」

双子から「ちゃんと休んでね。家事やっちゃダメだよ」と釘をさされますが。

 

変なところで似ている次男と私ですが、ちょっとずつ成長しています。

 

皆さん、ちゃんと休んでいますか?

ちゃんと休めていますか?