ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

感じ方はそれぞれ、その人だけのもの

急激に寒くなりましたね。

2年ほど前から、冬は寝るときにガーゼとかシルク素材のマスクをしています。

鼻と喉が保湿されて、喉を痛めることか少なくなりました。

鼻先の冷えも解消。

 

今年の冬は、ちょっと咳が出たり喉が痛いだけでも、コロナだったらどうしようと怯えて暮らすことになりそうです。

余計な心配をしないためにも、できる予防をしておこうと思います。

 

今は鼻のの調子がすこぶる悪く、副鼻腔炎になっていそうな感じ…。

明日、耳鼻科に行ってきます。

 

次男のスタイル

 

昨日は冷たい雨の1日でしたが、お出掛けの予定がありました。

行き先は室内なので寒さの心配はなかったけど、双子の服装のギャップが大きすぎて、並んでいるととてもちぐはぐ!

 

長男  長袖Tシャツの上に薄手のパーカー + 長ズボン

次男  半袖短パン

 

未だに次男とお揃いの服を着たがる長男。

いつも着替える時には、わざわざ次男のファッションチェックをしてから着替えています。

でも寒がりの長男、さすがに半袖短パンに合わせるのは諦めていました。

 

夏と変わらない格好をしている次男に、夫は

「さすがに寒いでしょ、風邪ひくよ」

「もう10月半ばなんだから、その格好はさすがにおかしいよ」

「おかしな子と思われる。親も変な目で見られるよ」

と、小言がうるさかったです。

 

本人が寒くないと言うので、私は

「これが次男のスタイルなんだからいいんだよ」

と、次男と夫に伝えました。

風邪をひかないか心配になりますが、毎年のことなので私は慣れました。

 

社会的には季節に合わせた格好をすることも大事かもしれません。

私自身はそれを楽しみたいタイプ。

夫は体裁上、外では季節に合わせている感じです。

 

でも、人の感じ方ってそれぞれだし、その人だけのもの。

 

小さい頃から周りの目が気になって、空気を読んで疲れ果ててしまう次男。

自分の感情よりも相手を優先してしまう子です。

世間の目とか体裁とか言い出すと、きっと必要以上にガチガチに縛られてしまいます。

そんな次男が、自分の感じ方を大事にしているのなら、それでいいのです。

 

感じ方が違うのは当たり前

 

ここからはちょっと愚痴が入ります。

 

次男のことをとやかく言う夫ですが、夫婦や親子でも感じ方が違うことはいくらでもあります。

それは当たり前だし、仕方のないこと。

だけど、相手の感じ方を尊重して、少しは思いやれないものかしら?と常々思っています。

 

家の中ではまだ半袖のTシャツ姿で、下手すると扇風機を回そうとする夫。

ちょっと離れて座っている私は、長袖に膝掛けまで羽織って、靴下も必須…。

「なんでそんな格好してるの?」と言われても…寒いと感じてるんです!

 

長男と私は、テレビの音が大きいのが苦手です。

夫は集中して観たいドラマやアニメだと、特に音量が大きい。

次男は高音域に軽度の難聴があるせいか、やっぱり音量大きめです。

 

音に関しては、ドアの開閉音とか、足音とか、テレビ以外にも色々気になることはあります。

全部言っていたら一緒に生活などできないので言いませんが、もう少し静かにしてもらえたらいいのに、とは思う。

 

長男は車に酔いやすく、夫の運転だとよく「気持ち悪い」と言います。

私の運転なら大丈夫なので、夫としてはプライドを傷つけられた気持ちになるようで

「僕だって気を遣って運転してるのに、何がそんなに違うの?」

と言ってへそを曲げてしまいます。

 

夫からすると「なんでそんなに敏感なの?」と、面倒に思っているんだろうなぁ。

気にならない人は、本当に気にならないのでしょうね。

 

気温や音や揺れに超高感度センサーを搭載している長男と私。

人の気持ちの機微に超高感度センサーを搭載している次男。

普通のセンサーしか搭載していない夫。

 

どちらが良い悪いではなく、もうそういうものなので、仕方ないことだと思います。

ただ、「そう感じるんだね」と相手の感じ方を認めることは大事。

そして自分が無理せず歩み寄れるものなら、歩み寄ってあげればいい。

 

一緒に生活する家族でも、色々です。

でも、家族だからこそ、相手の感じ方を尊重して、思いやってあげられたらいいなと思います。