ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

学校に行けなくても夢がある

こんばんは。

 

今日から新学期が始まりました。

長男はちょっぴり重い腰を上げて1時間だけ登校。

今年もマイペースに行くようです。

 

そしてなんと、長男のお迎えに次男もついてきました。

家を出る5分前まで布団にもぐっていたのに、急に自ら「ぼくも行く~」と。

車から降りて先生とご挨拶もできました。(私服だけど)

始業式から先生もびっくりされたと思います。

 

長期休み終盤の次男

 

次男は年明けくらいから学校のことが気になって仕方ない様子でした。

「学校のこと、気にしなくていいんだよね? ぼくはぼくの道を行けばいいよね」

と一日に何度も私に確認してきて。

 

不登校歴5年になっても、気になるものは気になる。

気にしないようにしようと考えている時点で、すごく気になっているということ。

きっと頭ではわかっているけど、繰り返し自分に言い聞かせないとお腹の底から大丈夫と思えない。

自信がなくて、どうしようもなく不安なのでしょうね。

 

だから必ず言葉で返します。

eco「大丈夫。次男は次男の道を行けばいいんだよ」

次男が自分の生き方を肯定できるようになるまで、何度でも伝えるつもりです。

 

始業式の日に先生と対面できたのは、大丈夫と思えたからなのかな。

型にはまらなくていい。

学校に行かなきゃと思わなくていい。

不思議なことに、次男にとっては学校が「自分の居場所ではない」と思えた方が足が向くのかもしれません。

 

ぬいぐるみ作家になりたい

 

約1年前から始まった次男のぬいぐるみ作り。

裁縫経験ゼロから始めて、1年間でだいぶ腕を上げました。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

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今の次男は、将来ぬいぐるみ作家になることを夢見ています。

 

オリジナルの可愛いぬいぐるみを生み出したい。

壊れてしまったぬいぐるみの修理もしてあげたい。

寂しい思いをしている子や高齢者の癒しになるようなぬいぐるみを作りたい。

 

学校に行けなくても夢がある。

それってとても幸せで、素敵なことだと思います。

不安が強くて苦しくなってしまうこともある次男だけど、将来への希望にワクワクしている時間も沢山あります。

 

中学生の頃の私は、そんなワクワクを感じたことがあったかな。

ちょっと羨ましく思えるくらいです。