こんにちは。
週末、お楽しみのパン作りに勤しんでいた長男。
ところが、なぜか思うように膨らまず。
食べられないほどではないけれど、うーん・・・これは失敗?
楽しくやっていただけに、長男はショックで撃沈していました。
慣れてきた頃の失敗って、よくあることです。
今はいくら失敗したっていい。
失敗からの学びを成長に繋げて欲しいです。
月曜日の朝に美味しいパンは食べられなかったものの、今日はご機嫌に給食登校できました。
やっと準備ができたらしい
次男が適応指導教室の見学に行ってから半月以上経ちました。
ようやく体験入級の準備が整ったそうです。
うちの市の場合、入級するまでの流れはこんな感じ。
①見学の申し込み → ②見学 → ③体験申し込み(調査票などの提出)
→ ④学校・教室間の面談 → ⑤体験(8回) → ⑥入級申し込み → ⑦入級
今、④が終わったところ。
④学校・教室間の面談は、その子の学校での様子や不登校の経緯を適応指導教室と共有するために行うそうです。
学校の先生が次男について知っていることは、小学校から引き継いだ資料に基づくものだけしかないと思うけど。
申し込みは全て学校を通して行い、家庭、学校、教育委員会、適応指導教室の4者を書類が行ったり来たりするので、どの段階も時間がかかる。
体験の申し込みを学校にお願いしたのは見学に行った翌日。
申し込み書と調査票を提出してから2週間、音沙汰なしでした。
制度上、仕方のないことなのかもしれませんが、私の内心はモヤモヤ。
次男は思い立ったらすぐに行動したいタイプです。
こんなに時間が経っていたら、「行ってみよう」と思った気持ちが萎えてしまうのでは・・・。
せっかく勇気を出して見学に行ったのに、体験はまたゼロスタートになってしまう。
まだ、行く気ある?
申し込みをしても、行くかどうかは次男次第。
見学の時に、適応指導教室の指導員さんもおっしゃっていました。
「行ってみようと思うことと、実際に行くことは違うからね」
毎日不登校のお子さんと向き合っている指導員さん、よくわかっていらっしゃいます。
とりあえず、我が家の予定を書くホワイトボードに「●●教室に行く」というマグネットをこそっと追加しました。
行きたくなったら、意思表示してくれるかな。
たった1割
うちの市には定義上の不登校に該当する小中学生が1500~1600人いて、そのうち市内の適応指導教室に登録しているのは1割程度だそうです。
これ、多いと思いますか? 少ないと思いますか?
近年、不登校になる子が増えている中で、公的な受け皿がこれだけ。
これには色々な理由があると思いますが、今回我が家が経験した入級までの手続きの煩雑さも間口を狭めている一因のような気がします。
どこかできちんとした手続きは必要です。
公的な支援だし、不登校という非常にデリケートな問題を孕んでいるから。
それは理解できる。
でも、不登校の子や親にしてみたら、申し込んでも通えるかどうかわからないという不安が常にあって、なんとなく引け目があったりもします。
ただでさえ忙しい先生の手を煩わせることや、多くの人を巻き込むこと。
いくつもの組織に動いてもらって、もし全く行けなかったら。
もっと気軽に見学に行けて、さらっと体験させてもらえれば、もう少し間口が広くなるのではないかしら。
それ以前に、何よりも必要なのは、当事者である子ども自身が行く気になるかどうかですよね。
そのためにも適応指導教室のような公的な支援、受け皿となる施設が、もっと門戸を広く開けていて欲しいです。
(最近、校内フリースクールやサポートルームを設置する学校も徐々に増えていますよね。羨ましい!)