ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

職業体験を前に久々の登校渋り

こんにちは。

 

朝晩、だいぶ冷え込むようになりましたね。

うさぎのこみみを抱き上げると、もふもふ、ほわ~。

優しく温もります。

あんまりやると嫌われちゃうので、ほどほどに・・・だけど。

 

うちの家族はみんなこみみを抱っこできないんです。

もう4年以上飼っているのに。

こみみと温もりを分け合うのは、私だけの特権です♪

 

もうすぐ職場体験

 

今週は長男の職場体験があります。

 

お世話になるのは、担任の先生のお知り合いのパン屋さん。

特別支援学級在籍で通常級の子たちと一緒に職場体験に行くのは難しい長男のために、先生が交渉して下さいました。

 

職場体験への参加は、長男自身が希望したことでもあります。

パン屋さんのお仕事を体験できる貴重な機会。

たった2時間の体験予定だけど、楽しそうで羨ましいな~。

 

久しぶりの行き渋り

 

ところが、いざ体験の日が近づいてきたら、不安がむくむく膨らんでいるようで。

 

もともと新しい環境、ひとが苦手。

見通しが立たないのが苦手。

自分の判断で動くことが苦手。

そして、自分のネガティブな感情を言語化するのも苦手です。

 

ついに先週の金曜日。

学校の駐車場に着いても、車から降りられませんでした。

 

確かに、家を出る前から浮かない表情でした。

どうも歯切れが悪い。

言いたいことを言えていない感じ。

でも、最近は休みたい時はちゃんと「休みたい」と言えるようになっていたので、大丈夫だと思っていました。

 

その結果、車から降りられず。

しかもちょっと涙目。

 

あらあら。

こんなのって久しぶり。

小学校の時は、これが日常みたいだったけど。

 

私は無理に行かせる気もないし、帰るなら帰ろうと伝えました。

決めるのは本人。

それが一番大事だからね。

 

行き渋りの理由

 

担任の先生とお話したら、行き渋りの理由がわかりました。

 

職場体験を一週間後に控え、体験先に電話でご挨拶をする予定があったんですって。

「お世話になります。よろしくお願いします」

それだけ。

なんならカンペを書いて読むだけでもOK。

 

でも変なところで真面目な長男は

「電話で挨拶できなかったら、職業体験なんて行けるわけない。頑張る」

と、前日に先生に話していたそうで。

自分で自分を追い込み、動けなくなってしまったようです。

 

先生「長男くん、真面目だから頑張らなきゃって思ったんだね~」

 

もともと体験先への電話は、無理しなくて良いという話だったそうです。

それにしても、本当に「いつもと違う」が苦手なんだな・・・。

 

本音はどこに?

 

長男は「べき思考」が強いです(次男も強いと言えば強いですが)

社会的なルールや倫理にもとることは嫌うし、ゼロか100かになりがち。

柔軟な思考が苦手。

 

たぶん、学校に対する考え方も「行くべき」が強いんだろうな。

決して積極的に行きたいわけじゃない。

きっと進路に関してもそう。

 

まさに小児科医P先生のおっしゃっていたコレ ↓

eco-hs-o.hatenablog.com

 

長男「職場体験は行きたい。パン屋さん楽しみ」

 

でもきっと、不安で怖くて、自信が持てない。

持てないけど、行かなきゃ。

 

行きたい気持ちも本音ではあるのでしょうね。

楽しみと不安、どっちが大きいのかな。

長男の本音はどこにあるのか、難しいです。

はじめの一歩 の後日談

こんにちは。

 

昨日は立冬だったと聞いてびっくり。

今週末くらいからはようやく涼しく? 寒く? なるそうですね。

 

おでんの具などに入れる練り物で有名な食品メーカーさん。

この暖かさで季節商品でもある練り物が売れず、困っていらっしゃるそうです。

確かに寒さを感じないと、なかなかおでんの気分にはならない。

 

でも、子どもたちからは「おでん食べたい」とリクエストがありました。

もう少し寒くなったら、ね。

 

思いがけなかったこと

 

ぬいぐるみ作家を目指して、大きなはじめの一歩を踏み出した次男。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

大きなイベントを終えて、疲れ果ててしまうのではないかと危惧していました。

実際、その日は本当にクタクタで(私も)

しばらく気が抜けてしまうのでは、と思っていましたが、今週はまたぬいぐるみ作りに励んでいます。

 

そして昨日、手芸サークルの代表の方から連絡がきました。

 

なんと、学園祭でぬいぐるみを購入したお客様が、

「とても気に入ったので追加購入したいです」

と、手芸サークルの母体であるNPOに問い合わせを下さったそうです。

 

まさかまさかの追加依頼。

 

細々と活動しているサークルなので、身内(NPO内の繋がり、知人友人)からの依頼はあっても、一般のお客様からこんな問い合わせが来たことはありません。

そもそもサークル独自のSNSさえ作っていないし。

本当に細~く長くをモットーにやっているサークルなのです。

 

代表から「検討してみてください」との連絡を受けて、「もちろん作るよ!」と、次男即答でした。

 

こんなご依頼、嬉しくないわけがない。

というより、最初からこんなに上手くいっていいのか? と、幸せすぎて不安になるみたいな状態です。

 

「楽しみになってきた」

 

次男はメンタルの調子が良い時でないと、ぬいぐるみ作りに集中できません。

注文を受けてから納期を気にしつつ製作するのは、プレッシャーになるかな? という心配も若干あります。

いわゆる受注生産は、ちょっと不安。

基本的には在庫を作って売るスタイルの方が、精神的負荷がかからない気がします。

 

ところがありがたいことに、今、次男が頂いている依頼は4つ。

 

・追加依頼のこうさぎちゃん

・キーホルダーサイズのうさちゃん2つ

・手芸サークルのマスコット

 

キーホルダーサイズのうさちゃんとサークルのマスコットは、急がなくても大丈夫。

次男のペースで作ればいいと伝えています。

 

でも、嬉しさいっぱいの次男、今はやる気で溢れています。

 

次男「なんか楽しみになってきた」

eco「何が?」

次男「自分の将来が」

 

不登校になって自分を責め、うつ症状に苦しみ、社会不安障害も併発して、

ひとが怖い

誰とも関わりたくない

ぼくの味方はどこにもいない

死にたい

長生きなんかしたくない

と言っていた子が。

 

「自分の将来が楽しみになってきた」

 

大げさじゃなく、心に光が差した瞬間でした。

厚く立ち込めていた雲の合間に光が降り注いできた感じ。

 

次男からこんな言葉が聞けるとは。

 

気分の波があるので、良い調子がずっと続くわけではありません。

またネガティブな波にのまれることもあると思います。

 

でも、

今まで寄り添ってきて良かった

ぬいぐるみという存在があって良かった

好きなことを応援してきて良かった

心からそう思えました。

はじめの一歩

こんにちは。

 

例年なら扇風機を片づけて、加湿器とストーブをひっぱりだす季節。

庭の紅葉がきれいに色づいてきて。

日が暮れるのもすっかり早くなりましたよね。

なのに、気温はなかなか下がらず。

季節感がわからなくなりそうです。

 

さて、週末は某大学の学園祭で、次男の作ったぬいぐるみを初めて商品として販売してきました!

eco-hs-o.hatenablog.com

 

結論から言うと、ぬいぐるみは大好評でした。

普段、家庭というとても狭い世界で生きている次男。

多くの方に自分の商品を見てもらい、お金を払って買って下さる方もいて、とても良い経験ができたと思います。

 

お客さんの反応

 

ハンドメイド品を目の前で買っていただくのは嬉しいものです。

以前から手芸サークルで商品を売っている私でも、やっぱり嬉しい。

(今回私が作って出品したネックウォーマーも2つ売れました♪)

 

たくさんある商品の中から、自分の作品を選んでくれた。

可愛い、欲しいと思ってくれた。

その気持ちだけだって十分嬉しい。

その上、安いとはいえないお金を払おうとまで思ってくれた。

 

がんばりを無条件に肯定してもらえたような、そんな気持ちになります。

商品を買って下さった方には、感謝しかありません。

 

お財布の紐を緩めるところまではいかなくても、次男のぬいぐるみを「かわいい〜」と手に取って下さった方もたくさんいました。

色と生地の感触の違いを確かめて、お顔の違いを見比べている人もいたな。

 

とある5歳くらいの女の子。

ちょうど目線の高さにぬいぐるみが並んでいたせいか、目の前に立ってじーっ。

とっても優しい手付きで、一匹一匹の頭を順番になでなで。

気に入ってくれたみたい。

でも、お母さんに買ってもらうことは叶いませんでした。

そんな子も、未来のお客様になってくれたりして。

 

次男はお店の奥に座って、ぬいぐるみを見てくれるお客さんの様子をこっそり観察していました。

もうね、それだけで幸せな時間。

 

私も本人も心配していたぬいぐるみとのお別れ。

「つらい」という気持ちにはならなかったようです。

買ってくれた方はきっと優しいひとばかり。

新しい家族で可愛がってもらえるよう願って、心の中でお別れできました。

 

実績

 

用意していたぬいぐるみは6体中5体が売れました。

予想を上回る結果に、私もちょっとびっくりしています。

 

サークルとしての売り上げは過去最高を記録。

他の商品に比べると単価が高めのぬいぐるみがたくさん売れたことで、全体の売り上げにも貢献することができました(売上の一部は母体のNPO法人の活動資金になります)

 

私と次男合わせた売上げ額も予想以上。

報酬として次男に一部を渡し、ほとんどは今後の活動費にします。

 

今回の成果は「実績」としてきちんと記録しておこうと思います。

初めての「実績」です。

 

ちなみに最後に残ったうさぎさんは、次男の子になりました。

ハンドメイドサイトで売ることも視野に入れていたけれど、今回は見送り。

「売れ残り」じゃなく、うちの子になるための「生き残り」だそうです。

すごく、次男らしい。

 

手芸サークル仲間のお子様から、製作依頼も2件頂きました。

これもまた嬉しいし、励みになります。

 

人混みで5時間耐えました

 

今回のイベントは大学の学園祭。

会場全体がそもそも賑やか。

お祭り

若者の熱量

非日常

次男の苦手がいっぱい。

私も得意ではありません(でも、初めての参加ではないため想定内)

 

実は、会場に着いた瞬間、どこまでもつかな〜と心配になりました。

皆が開店準備をする中、さっそく持参した折りたたみ椅子に沈み込み、貝になっていたし・・・。

 

手芸サークルでの販売の良いところは、自分が売り子にならなくても良いこと。

そのため、途中で帰ることも想定していました。

 

でも、自分が作ったぬいぐるみの行く末を見たいという一心だったのでしょうね。

準備から片付けまで約5時間、なんとか最後まで頑張りました。

 

手芸サークルの仲間には、次男の特性を詳しく話しているわけでありません。

でも、皆さんの思いやりが胸に沁みたなぁ・・・。

次男の作品をさりげなく褒めてくれたり、「置いてあるお菓子食べてね」と声はかけつつも、優しく放っておいてくれたことがありがたかったです。

 

2人でクタクタに疲れて家に帰り着いてから聞いた、次男の感想。

 

「疲れたけど楽しかった。いい経験ができた。大きな一歩だよね。めちゃめちゃがんばった!」

 

本当に大きな一歩。

はじめの一歩です。

これからどんな道を歩んでいくのか楽しみ。

 

中学2年生秋 進路希望調査

こんにちは。

 

先週は1週間休んだ長男、今週は登校を再開できました。

1週間欠席すると行きづらくなりそうなものだけど、そこは気にせず行けるのは長男の良い所です。

 

普段は登校しても先生とマンツーマンという状況が多いそうだけど、今週はクラスの子も何人か来ているようです。

過ごしやすい季節になって、みんな調子が良いのかしら。

 

ただ、最近の長男は「疲れた」と口にすることが多く、ちょっと気になる。

無理のない程度に見守っていこうと思います。

 

長男の進路希望にえっと思ったこと

 

長男が2学期末の三者面談のお知らせと共に、進路希望調査の紙を貰ってきました。

 

中学2年生の秋。

みんなどのくらい進路のことって考えてるんだろう?

もう志望校とか絞っているものなの?

・・・と思いつつ、今更「一般的」を気にしても仕方ないので気にしませんが。

 

次男の進路については「未定」か「その他」と迷った末、「その他」に〇をつけました。

進学でも就職でもない。

やりたいことはあるから「未定」とも違うしね。

 

さて、長男はどうする?

 

1年生の時の進路希望調査では、本人がよくわかっていない状態のまま提出しました。

通信制高校ってなに? という状態)

 

↓ 今年1月にあった進路希望調査

eco-hs-o.hatenablog.com

 

その後、進路について話し合い、今はぼちぼちと情報収集をしているところ。

通信制高校ってどんなところ?

卒業要件は? 

スクーリングって?

通うの? お家で勉強するの?

などなど、ある程度知識もつき、長男が希望する条件も見えてきました。

進路をちゃんと自分事として考えられるようになってきたのは、大きな変化です。

 

そんな長男の現時点での進路希望は

 

第一志望:高等専修学校 A学園

第二希望:通信制高校 B学院

第三希望:未定

 

え!!!

 

私が意外に思った理由

 

通信制高校の柔軟さを知ったら、あっさり通信を希望するのではないかと思っていたんですよね。

とある通信制高校オープンキャンパスに行った時も、印象が良かったようだし。

 

 

第一志望に挙げた高等専修学校は、長男の興味がある製菓製パンを学べる学校。

 

先日、文化祭に行って学校の様子を見てきました。

色々な専門コースがあって楽しそう。

先生の雰囲気も良いし、先生と生徒の距離感もいい感じ。

本格的な調理室も魅力的でした。

 

ただし、不登校歴が長い長男にはハードルが高すぎる印象は否めません。

 

出席日数が重視される

立地が微妙(バス30分+徒歩5分 または 電車10分+徒歩20分)

一般科目は30~40人のクラスで授業を受ける

 

カリキュラムの約半分が専門科目ということを除けば、全日制高校とほぼ同じ。

中学に毎日フル登校して授業やテストを問題なく受けているお子さんなら心配ないと思いますが、長男の今の生活からはかけ離れています。

正直、今の状態からは上手くいく想像ができません。

 

骨は拾ってやる精神で

 

中学校生活は、折り返し地点を過ぎたところ。

もしかしたら「製パンを学びたい」一心で、残りの中学校生活を濃密なものにすることだってあるかもしれません。

まだ、間に合う。

 

高等専修学校不登校経験者も一定数いるようで、先生方の理解も比較的ある様子。

以前、相談会でお話した時には

不登校経験があっても好きな事なら頑張れるタイプなら大丈夫」

とおっしゃっていました。

 

親としては、我が子が「好きな事なら頑張れるタイプ」だと期待したい。

でも、実際は好きなことだけやっていれば良いわけではない。

日々家で過ごしている現実を見ていると、期待を持って良いものかどうか疑わしく思ってしまうのも正直な気持ちです。

 

幸いなことに、希望する高等専修学校は申し込めばオープンキャンパスに何度でも参加できます。

普段の授業風景の見学や相談も、個別に受け付けてくれるそうです。

何度か足を運んで先生ともお話をしてみて、本人の覚悟が固まるかどうか、じっくり検討したいと思います。

 

私は骨は拾ってやる精神で。

 

ぬいぐるみ作家デビューの日が近づいてきました

こんにちは。

 

10月もあっという間に最終日ですね。

 

双子は10月の終わりが誕生日。

14歳になりました。

 

波乱万丈とまでは言わないけれど、想像していたよりも山あり谷ありの14年間。

家族みんなでお祝いできてなによりです。

 

誕生日当日には、近所に住む義母がプレゼントを持ってきてくれました。

双子の不登校に対する考え方の相違があり、ここ数年は最低限の関わりしかない義母。

特に次男は一切寄り付きませんでした。

(長男はたまに髪を切ってもらいに義母の家に行きます)

 

でも、今回は珍しく家の外に出てプレゼントを受け取り、お礼を言っていました。

次男がばぁばに会ったのは、たぶん3年ぶりくらい。

目と鼻の先に住んでいるのにね。

3年という歳月で、義母も少しは考え方が変わったのかもしれないし、次男も変わったのでしょうね。

 

今週末の大イベント

 

次男の作ったぬいぐるみを初めて販売する、とある大学の学園祭が今週末に近づいてきました。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

ある意味、eco家にとっては今年最大のイベントです。

 

今、次男の調子はあまり良いとは言えません。

すごく調子が悪いというわけでもないけれど、ちょっとモヤモヤしています。

 

そんな中、今週は出品予定の最後の1体を仕上げて、値付けなどの準備をしています。

 

次男が出品するのはオリジナルこうさぎちゃん4体。

色も生地も変えて作ってみました。

寄り添っている姿がとっても可愛い。

 

私もこうさぎちゃんは2体作ったので、一緒に出品します。

あとはネックウォーマー・・・まだ完成していません!

その他、過去に作った袋物や髪留めなどを出品予定。

でも、もっと頑張って色々作れば良かったな~。

 

当日は私と次男は出店準備から参加します。

でも、次男が人混みにずっといられるかどうかわからないため、後から夫と長男が会場入りする予定。

次男がもう限界!となったら、連れて帰ってもらうつもりです。

 

対面販売とお別れと

 

次男が今までに作ったぬいぐるみは、ほとんどがeco家の子になっています。

もともとお別れが苦手な次男。

作っているうちに愛着が湧いてしまって。

5歳年下のいとこのために作ったクマさんは、お別れが辛すぎて結局次男のものになっています。

 

今回は対面の販売。

商品を気に入ってくれた方からお金を頂き、その場でお別れ。

次男にできるんだろうか・・・。

まさに一期一会、ですよね。

 

と、こんな話を次男としていたら、

次男「その場に立ってみないと、どんな気持ちになるかわからないな。辛いかも。でも嬉しさもあるよね、きっと」

ちゃんと自分をわかっているようだったので安心しました。

 

もちろん、全く売れない可能性もあるので。

それはそれで悲しい。

がっかりしちゃうかもしれませんね。

 

販売価格はかなり抑えて設定しています。

そもそもの所属団体がとあるNPOなので、利益はほぼなし。

それでも、学園祭にふらっと遊びに来て買うものとしてはちょっとお高いかな・・・。

 

せめて手に取ってくれる人、かわいいと関心を示してくれる人がいますように。

次男の今後の創作活動のモチベーションになったら最高だけど、あれこれ考え過ぎずに楽しめたらいいなと思います。

 

 

 

 

長男 1週間(?)の秋休み

こんにちは。

 

今週、いつもとは毛色の異なる仕事が立て込み、双子にも少しだけ手伝いをお願いしました。

 

私は小さな建築設計事務所に籍があり、ほぼ在宅で仕事をしています。

普段は図面を描いたり、各種申請のための計算をしたり、会社のブログを書いたり。

 

今回の仕事は、見積明細をひたすらExcelに入力する作業。

量は膨大だけど、頭を空っぽにしてただただ打ち込み。

これはこれで嫌いじゃない。

子どもたちにお願いしたのは、私が打ち込んだ金額を確認するために原本の数値を読み上げてもらう簡単なお仕事です。

 

私が仕事をしている姿をいつも見ている双子。

私が電話で仕事のやり取りするのも聞いているし、計算が合わない!わからない! と、悪戦苦闘している姿も見ているし、建築図面もある程度読めます。

そして、時にはこうやってお手伝いしてくれる。

家にいながら職業体験しているようなものですね。

 

1週間(?)の秋休み

 

不登校の双子のことを主に書いているこのブログ。

過去記事を見ると、次男について書いている記事の方がたぶん多いです。

7:3まではいかないかな・・・6:4くらい?

 

これは次男の方がより心配とか、問題があるというわけではなく。

長男の方が変化が少ないから。

 

週に3~4日給食を食べに登校し、学校に行かない日は家で少し勉強して。

あとは淡々と毎日をマイペースに過ごす。

変わらない日常が大好きなのでね。

 

そんな長男、今週は珍しく1週間まるまるお休みしました。

長い2学期の半ばに、1週間の秋休み。

(1週間で終わるかどうかは不明)

来月には職業体験にも行くし、学期末まではあと2ヵ月近くあります。

ここのところちょっと疲れが出ているような、気が乗らないような雰囲気を出していたので、インターバルを入れることにしました。

のんびりリフレッシュできたかな。

 

担任の先生の不在

 

今週長男が登校に乗り気でなかったのは、3年生の修学旅行の引率で担任の先生が不在だったからかも。

 

学校での長男は、担任とマンツーマンで過ごすことが多いです。

特別支援学級のクラスメイトとはなかなか顔を合わせないし(忘れがちだけど次男もクラスメイトだった・・・)教科担当の先生と会う機会もほとんどありません。

担任不在の時に関わって下さる先生が数名はいるものの、当の本人は名前もわからないらしい。

 

担任の先生が休職されていた期間も、長男は出席率がガクッと落ちました。

全幅の信頼を寄せている先生が不在で、誰だっけ? 程度の認識しかない先生と過ごす。

まぁ、気が重くなるのも無理はないかな。

どの先生方も優しく接して下さると思うのだけど。

担任の先生が日頃からそれだけ良い関係を築いて下さっているということだと思います。

 

 

さて、今週末は長男が進学先候補として興味を持っている学校の文化祭へ行ってきます。

体験入学のように申し込みは要らないし、身構える必要もない。

ふらっと行って、ふらっと帰ることができます。

楽しんでこようと思います。

 

痩せすぎな次男、大丈夫?

こんにちは。

 

今朝、浮かない表情で話しかけて来た長男。

「なんだか朝からすごくイライラする。たまにこういう日がある」

 

うーん、疲れが溜まっているのかな。

週に3日程度の部分登校といっても、2学期も中盤になり疲れがたまってきている時期なのかも。

 

とりあえず昨日に続いて今日も欠席。

一緒に朝のコーヒーを淹れました。

こういう時、仕事がなければ気分転換に釣りでも行こう♪ となるんだけど。

おうちでのんびり過ごしつつも、1時間ほど勉強もやりました。

長男のペースで頑張っています。

 

成長期の長男と停滞期?の次男

 

最近、身長がぐんぐん伸びてあっという間に私を追い越し、絶賛成長期の長男。

靴も一気に1.5cm大きいサイズに買い換えました。

たいして動いてもいないのに、まぁよく食べます。

いちいち私の近くに来てちょっと見下ろしては、ドヤっとした顔をして去っていく。

 

中学に入った頃はほとんど同じくらいの体格だった双子ですが、今は長男の方が明らかに体格が良く、年が違う兄弟に見えます(長男は標準体型)

 

先月次男と児童精神科に行った時、チャンス!と思って身長と体重を測ってみました。

身長は長男よりも4~5cm低く、体重・・・軽っ。

BMI16.5でした。

標準体重の80%以下、「痩せすぎ」

 

中学生くらいの子って細い子は本当に細いですよね。

これくらいは珍しくないものなんでしょうか・・・。

 

次男はとにかく手足や指が細い。

手首なんてぽきっと折れそうで、骨ばっています。

筋肉とか存在してる? と思うような細い指で針仕事をしています。

 

食生活と出生体重と

 

次男は決して食が細いタイプというわけではありません。

好きなものなら、まだ食べるの? と思うくらい、もりもり食べます。

幸いなことに、うつ状態になった時に食欲が落ちるタイプでもありません。

お薬の副作用で食欲不振になったこともない。

 

ただ、食への関心が薄いです。

偏食で食べられるものが少ない。

そして、朝食べなかったり、お昼を食べなかったり、1日2食で済ませてしまうことも度々あります。

なるべく間食にはバナナやヨーグルト、パンなんかを食べられるようにはしているけれど、そもそも動くことが少ないからカロリーを欲していないという節もあり。

プロテインでも飲ませようかと思うものの、次男の口に合う味があるかな。

 

次男は長男よりも400g以上小さく生まれました。

新生児の400gの差って、想像つくでしょうか?

頭の大きさはさほど変わらないのに、とにかく手足の骨の細さにびっくりしました。

 

二卵性の双子は遺伝子的に体格が異なるのは当然。

もちろん成長のタイミングも違うのでしょうね。

とはいえ、食生活や運動量の差、加えて出生時の差が影響しているのかもしれません。

 

不登校の子の健康問題

 

不登校になると、勉強の遅れや社会性を学ぶ機会が減る心配をする方はとても多いですよね。

私も通ってきた道なので、その心配はよくわかります。

でも、あまり言及されないなぁと思うのが、不登校の子の健康問題。

 

もちろん、学校に行けなくても元気に外で遊べる子、習い事でスポーツを続けられる子もいます。

日常的にフリースクールなどに通って、体を動かしている子もいるでしょう。

 

でも、人目が怖くなって思うように外出できなくなってしまったり、そもそも体調が悪かったり、体を動かせるほど精神力が回復していない子は、体力も筋力もどんどん低下してしまいます。

心と身体は切り離せない。

 

不登校になった時に親がまず考えるべきなのは、心身共に元気を取り戻せるような環境づくりなのだと思います。

双子が不登校になった時、私はそれができなかったな・・・。

 

心も身体も、一度傷ついてしまうと回復に本当に時間がかかります。

我が家はまだまだ回復期の最中。

せめて栄養が摂れて、次男でも美味しく食べられるご飯を作ってあげよう。

ご近所に回覧板を届けるついでに、ちょっと散歩にも誘ってみようかな。