ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

合唱コンクールと長男の自閉っぽさ

おはようございます。

 

さわやかに晴れて気持ちのいい朝。

お出かけしたくなるお天気ですね。

 

でも、草むしりしなきゃ、寒くなる前に窓拭きしなきゃと、やりたいことはいっぱい。

今みたいに過ごしやすい季節は、1日が36時間くらい欲しいです。

 

合唱コンクールを見に行きました

 

長男と一緒に、中学の合唱コンクールを見に行ってきました。

うちから車で40分ほどの市内の音楽ホールまで。

次男はお家でお留守番。

 

特別支援学級に籍を置く双子は、この手のイベント時には通常級の一員として参加することになっています。

普段、ほとんど給食登校のみの長男は合唱には参加せず。

3年生の発表を鑑賞してきました。

 

小学校の時は、こういう場合、先生と私で話し合って調整していました。

中学では基本的に先生と本人で相談して決めています。

本人が直接先生に意思表示できるから成長にも繋がるし、私としても楽。

 

ネットでホールの場所を一緒に調べたり、会場の写真を見たり。

あとはプログラムで合唱コンクール全体の流れを確認したりしたそうです。

 

初めての場所や見通しが立たないことに対する不安がある長男のために、

先生との待ち合わせ場所に設定したホール玄関前の写真

実際に鑑賞する座席の写真(1階席と2階席の間にある完全個室の親子席で、他の生徒や保護者の目が気にならないVIP席でした!)

などもプリントして頂いていました。

 

至れり尽くせり、ここまで支援してもらう必要があるのか・・・と思うほど。

とってもありがたいことだけど、どうなのでしょうね。

 

私の熱い感想と長男のさらっとした感想

 

3年生の合唱はさすがでしたね。

どのクラスも女子の方が人数が少なくて、バランスが難しかっただろうなぁ。

あと、指揮者がみんな男の子、しかも上手。

演奏前のクラス代表の子のコメントもさすが3年生、中学最後の集大成という意気込みが伝わってきました。

マスクを付けて歌わなければいけないのが切ない・・・。

 

私、中学時代は合唱部だったんです。

もともと合唱が盛んな学校で、合唱コンクールもすごく熱が入っていたし、学年合唱とかも気合の入った学校でした。

私はさらに部活でも歌っていたから、合唱漬けの中学校生活。

伴奏も3年間で何回やったことか。

久々に歌いたくなりました♪

 

長男の感想は「すごかった」と一言。

さらっとしてます。

小3から不登校だった長男は、歌と言えば斉唱しか経験がありません。

音が重なる面白さとか、ハーモニーの美しさとか、少しは感じたかしら?

 

集団での活動が苦手な子

 

長男は自閉スペクトラム症(軽度)の診断を受けています。

でも、日々の生活で特性が目立つことはあまりなく、それほど困っていることもありません。(支援級在籍で自分のペースで登校している現状においては)

 

ただ、合唱のような、みんなで協力してひとつのものを作り上げることに対して、ほとんど興味を示しません。

 

バイオリンを習っていた時も、合奏よりソロで弾くのが好きでした。

サッカーは、試合よりもひとりでひたすらリフティングの回数を伸ばす方が好き。

 

一致団結して取り組む姿勢に感動するということも、あまりないようで。

ひとりでは成し遂げられない達成感を味わってみたくない? と聞いても、「べつに…」

 

まぁ、そういう子もいるのは理解できるし、それで困るわけではないのだけど。

(ちなみに次男は興味はある。感動もする。本当は参加したい。でも、怖すぎて無理!というタイプです)

 

考えてみたら、就園前からすでにその傾向はあり。

みんなで一緒に親子遊びとか、全く興味を示さない子でした。

幼稚園や小学校に通っていた頃は、運動会とか発表会とか、すごーく頑張っていたのだと思います。

 

集団での活動ができないと生きていけないかというと、そんなことはないですよね。

自分が困らない程度に避けて通ればいいと思います。

 

とは言え、長男の自閉っぽさってこういうところなんだろうなぁと、極たまに思い知らされます。

 

聞き捨てならない言葉

こんにちは。

 

ついこの間まで我が家では除湿機フル稼働だったのに、今日はからっからに乾燥しています。

今度は加湿器を出さなきゃ。

乾いた秋の空気は気持ちがいいけど、鼻や喉、お肌にはつらい・・・。

うさぎの体調管理のためにも、しっかり湿度管理したいところです。

 

言ってはいけない言葉

 

昨晩、寝る前に双子がケンカをしたそうで。

ケンカ自体はよくあることだし、原因も些細な事です。

ただ、長男が聞き捨てならない暴言を吐き、深く傷ついてしまった次男。

久しぶりに噛み痕が残るほど手首を噛んでしまいました。

 

長男の吐いた暴言とは、

「学校行ってないくせに!」

 

いやいやいや・・・それは言っちゃいけないと思う。

 

「学校行ってないくせに」の後に、どんな言葉が続くの?

あなたがそれを言う?

 

学校に行っている子と行かない子

 

次男は完全不登校です。

長男は中学に入ってからは週4ペースで給食のみ登校。

定義上の不登校(年間30日以上欠席)には今のところ該当しません。

 

確かにね、給食を食べに登校して、たまに勉強もして、長男なりによく頑張っていると思います。

たったそれだけでも楽にできるわけではなく、自分に少し負荷をかけた状態。

 

そんな長男からすれば、次男はどこにも行かず何もせず、何ひとつ頑張っていないように見えるのでしょうね。

表面だけしか見なかったら、どうしたってそう見える。

 

でも、次男は次男で、学校に行けない自分の心と闘うことに今も精一杯で。

端からは見えないけれど、常に負荷はかかっているのだと思います。

家で好きな事ばかりやっているように見えてもね。

 

それを長男に理解してと言っても、難しいのはわかります。

夫でさえなかなか受け入れられないんだから。

でも、今の次男と同じように動き出せない時期も経験したことのある長男だからこそ、一番の理解者になれるんじゃないの?

 

学校に行っている自分は次男より上。

長男がそんな風に考えているとしたら、すごく悲しい。

 

双子って

 

長男は長男

次男は次男。

それぞれのペースで、それぞれの道を行けばいい。

 

ずっと2人に伝え続けていることです。

どちらが良いも悪いもない。

お互いの生き方を認め合える関係でいて欲しいというのが、私の願いです。

 

ちなみに、今朝にはすっかり仲直りして、今も一緒に遊んでいます。

ケンカしていたと思ったらくっついて遊びだし、仲がいいなぁと思っていたら急にケンカになる・・・。

双子って、存在が近すぎるのでしょうね。

きっとお互い認め合っている部分も沢山あるのだと思います。

そんな相手がいるだけでも幸せですね。

「ぼくが中学に通っていたら」

こんにちは。

 

急に気温が下がって、一足飛びに季節が進んだ感じがしますね。

昨日、急いで掛け布団と長袖のパジャマを出しました。

今朝次男を起こしに行ったら、半袖パジャマで毛布もかけずに寝てたけど・・・。

体調管理にも注意が必要ですね。

 

長男は今週も4日間給食登校しました。

2学期も1学期とほぼ同じペースで登校できています。

が、部活には最近顔を出していないな・・・。

やっぱり一度足が遠のくと難しい!

 

「ぼくが中学に通っていたら」

 

次男が先日、こんなことを言っていました。

「ぼくが普通に中学に通ってたら、どういう性格になってたと思う?」

 

次男は小3から不登校

保健室登校や母子登校をしていた時期もあるし、別室登校していた時期もあります。

中1の今は完全不登校で、お友だちとの交流もほとんどありません。

 

次男的には、

「学校にずっと通っていたら、もっと荒んだ性格になってたと思う。ひとに優しくもできなかっただろうし、純粋でもなくなってたね、きっと」

と思っているそうです。

「みんな心が荒んでるんだよ。争ったり他人に誹謗中傷したり、犯罪とかも。思う通りに生きられなくて、余裕がないから。ぼくも学校に行ってたらそうなってたと思う」

 

ニュースをよく見るわけでもなく、世間のことをどれだけわかっているのか・・・と思うけど、言いたいことはわかる。

日々、事件や戦争なんかの報道を見る度に、世の中が疲弊しきっている気がして。

疲れて、荒んでしまっている人は多いのかもしれません。

 

学校に行けない自分を責めたり、自己否定をしがちな次男。

でも、今の自分にある優しさや純粋さは嫌いじゃないんだろうなと思います。

 

彼が生きているのは、安心できる家庭の中。

とても狭い世界で生きています。

世間からは精神が病んでいて歪んでいるように見えるかもしれない。

でも、皮肉なことに、狭い世界で生きているからこそ、純粋なままでいられるのかもしれません。

 

「もしも」があったとしても

 

学校に行っていようがいまいが、私は、次男は次男だろうと思います。

真面目で、よく気が付いて、誰にでも優しくして、とても傷つきやすい。

 

もし不登校にならずに、学校に通っていたら。

学校という環境、勉強、部活、人間関係、全てに疲れ果てて、どのみち不登校は避けられなかったような気もします。

どれもこれも頑張り過ぎて、HPがあっという間にゼロになってしまったと思う。

学校生活を満喫する次男は、ちょっと想像できません。

 

人生に「もしも」はない。

だけど本人は学校に通っていたらどんな自分になっていたか、色々と思いを巡らせることがあるようです。

 

「もしも」の自分と、今のリアルな自分。

次男はどっちが好きだろうか。

私は、今の次男がいいな。

沢山傷ついて、悩んで、苦しみながらも、誰より優しい次男。

もっと胸を張って生きていって欲しいです。

心気症(病気不安障害) 不安を長引かせない

こんにちは。

 

夫が早番で4時50分に起床したら、外が真っ暗でした。

夏場はこの時間でも明るかったのに。

日中はまだ暑さを感じるけれど、もう10月だと実感します。

だんだんと暖かいお布団から離れがたくなる季節が近づいてきましたね。

 

2週間前に適応指導教室に行って以来、結局足が向かない次男。

今日は「行けたら行こうかな」と言っていたものの、お腹が痛くなってしまい断念。

積極的な気持ちではないのでしょうね。

うーん、難しいです。

今日は家で新たなぬいぐるみ製作に着手しました。

 

長男 久々の病気不安

 

先週のお話です。

 

長男の手に湿疹ができて、皮膚科を受診してきました。

手湿疹って、治りにくいこともあって結構厄介ですよね。

私も過去に何回かしつこい手湿疹に悩まされたことがあります。

 

心気症(病気不安障害)の長男は、自分の身体に不調があると、そのことで頭がいっぱいになってしまいます。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

何が原因なの?

怖い病気とかじゃない?

痛痒いからお箸が持てない。鉛筆も持てない。

うさぎのケージのお掃除もできない。

今日、病院に行きたい。

学校は行くのやめておく。

 

久々に来ましたね・・・これ。

 

患部が気になるのはわかる。

でも、日常生活が送れなくなるような症状ではありません。

手湿疹は学校や仕事を休む理由にはならないでしょ・・・。

多くのひとは多少の痛みや痒みは我慢してやり過ごすのよ。

と内心思いつつ、金曜日は学校をお休みして皮膚科に行ってきました。

 

不安を長引かせないために

 

長男の不安(今回の場合は手湿疹)に蓋をしてしまうと、不安が風船みたいに膨らんでいってしまいます。

その結果、別のところに不調が出てきてさらなる悪循環に。

こういうところが、やっぱり不安障害なんだなと思います。

 

だから不安には蓋をせず、どんどん吐き出させて、できるだけ受け止める。

重病でもないのに甘やかしているようだけど、通常運転に戻るためにはそれが一番の近道です。

 

皮膚科で湿疹を診てもらった結果、何かにかぶれたか、接触性のアレルギー反応か、だそうです。

最初は右手の薬指の一部だけだったのが、指全体に広がり、手のひらの方まで広がって、見た目にもちょっと気の毒なくらい。

思い当たるとしたら、先週草刈りを少し手伝ってくれた時くらい?

長男「ぼく、もう草むしりも草刈りもやらない!」

ですって。

 

処方された塗り薬をきっちり1日3回塗り、綿の手袋をして過ごしていたら、今日にはだいぶ湿疹がひいてきました。

あと数日できれいになりそう。

長男「今日はさすがに学校行くよ」

と言って、給食を食べに登校することができました。

 

社会不安障害で外に出ればそこら中に不安の種がある次男とは違い、長男は元気な時にはそこまで強い不安に襲われることはありません。(ひとよりは不安を感じやすいタイプだとは思います)

でも、体調を崩したりすると、あっという間に不安に支配されてしまいます。

だからこそ、長引かせないように対処が必要。

やっと私も少しわかってきたかも。

親が勉強を教えるメリットって?

こんにちは。

 

昨日の晩ごはんにドライカレーを作ったら、長男から一言。

「カレーパン作りたいから取っておいて!」

ですって。

 

今日はドライカレーのリメイク(じゃがいも+ドライカレー+チーズのオーブン焼き)で手抜きしようと思っていたのに。

予定が狂ってしまいました。

今晩、何にしよう・・・。

毎日毎日、メニューを考えるって大変ですよね。

 

教えがいのある生徒

 

最近、長男は家でぼちぼち算数の勉強をしています。

中1だけど、数学ではなく算数。

学習が停滞してしまった小5の内容に戻って取り組んでいます。

 

過去にはタブレットや動画の教材を使って勉強していた時期もありました。

でも、長男の場合、サポートがないと継続するのが何より難しい。

今は紙の教材を使って、私が教えています。

 

私は学生時代、中学生を対象に家庭教師をしていました。

色んな子がいたけど、

10説明してやっと1理解できる子

1説明して10理解できる子

そして、ヒントさえ与えれば自分で考えて理解できる子

本当に十人十色。

みんな学校には行っていたけど、正直、授業聞いてた? と思うような子もいました。

 

家庭教師目線で長男を見ると、ヒントを与えれば自分で考えてある程度理解できる子だと思います。

とても教えがいがある。

打てば響く感じ。

ヒントを少し出すと、「待って! ちょっと考える!」と頭を動かすので、受け身にならない勉強ができていると思います。

 

まぁ・・・親の欲目もあるかもしれませんが。

性格を知り尽くした我が子だから、ヒントの出し方の塩梅が丁度良いということはあると思います。

中1の子が小5の勉強をしている余裕もあるでしょう。

とにかく長男は教えがいのある生徒です。

 

そうすると、

ちゃんと勉強すれば絶対に伸びるのに。

もう少しペースを上げて頑張れば、あっという間にみんなに追いつくのに。

という気持ちがムクムクムク・・・。

 

これだから、本当は我が子に教えるのは気が乗らないんですよね。

 

「ママが教えてくれるなら勉強する」

 

少しずつ勉強の遅れを取り戻したいと言う長男。

私としては、もちろん応援しています。

でも、勉強は第三者に教えてもらった方がいいのでは? というのが正直な意見。

 

我が家の双子は支援級に在籍しています。

小3から不登校で、勉強に遅れがあることも理解してくれています。

学校としてはいつでも対応すると言ってくれているんだから、先生に教えて貰ったら?

 

個別指導塾や家庭教師という選択肢だってある。

今時は不登校を対象としていたり、子どもの特性や勉強の遅れを理解したうえで対応してくれるオンライン家庭教師なんかもありますよね。

オンラインなら家で勉強できるよ。

 

ところが、長男はどれも全力で拒絶。

「ママが教えてくれるなら勉強する。ママだから安心してできる」

だそうです。

 

長男は間違えたくないという気持ちが強くて。

100%の自信がないと、口頭で「答え、〇〇で合ってる?」と聞いてきます。

必ず「違うかもしれないけど」という枕詞がつく。

 

「ここがわからない」

「ぼく、わり算は嫌いなんだよ」

勉強の最中に口にするネガティブワードも、私が相手だから言える。

 

私が長男に勉強を教えるメリットは、安心できる、ただそれだけです。

でも、長男にとってはそれが最も大事なことで、ほぼ全て。

 

私は学校の勉強が必ずしも将来の役に立つと思っていないし、自分なりの学び方を見つけて欲しいとも考えています。

ただ、親がずっとみなきゃならないのは何か違うなぁ・・・と思う日々です。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

次男にとっての気楽な関係性とは

こんにちは。

 

庭の芝刈りと栗の皮剥きを頑張ったせいで、右腕の腱鞘炎が悪化中・・・。

普段から腱鞘炎になりやすいので、気をつけてはいたのですが。

 

ペットボトルの蓋も回せないし、包丁も握りたくない。

スマホは厳禁。

うさぎをなでなでするのも左手限定。

PCはマウスを極力使わず、ショートカットキーを駆使して操作しています。

 

こんな時、長男が上手にマッサージしてくれます。

しばらく痺れが取れて痛みも和らぐんです。

私、母にこんなことしてあげたことあったかな・・・。

優しい息子に感謝ですね。

 

引っ越してきたご近所さん

 

近所に建った新築のお家に、家主さんが引っ越してきました。

先日、ご家族揃って引っ越しの挨拶に来て下さったんです。

感じの良い20代後半くらいのご夫婦と、1歳の可愛らしいお子さん。

 

私が玄関先で対応していたら、背後にふと双子の姿が。

長男「こんにちは」

次男「・・・」(笑顔で会釈)

 

ちょっとびっくりでした。

ひと好きな長男はともかく、次男まで出てきたから。

喋りはしなかったけれど、笑顔で。

義母が来ても顔を見せないのに、驚きです。

 

次男は社会不安障害の診断を受けていて、ひとに会うのが怖いと言います。

初対面の相手は尚更です。

中学の先生と、1学期に数回会った時も無言。

先々週行った適応指導教室でも無言。

笑顔なんて忘れてしまったかのように、表情が硬くなります。

 

でも、挨拶に来てくれたご近所さんにはニコニコ笑顔を向けて、1歳のお子さんには手も振っていました。

 

その後の双子の会話。

次男「挨拶に来てくれたね。いい人たちだね~」

長男「うん、優しそうだった。近所に越してきた人がいい人で良かった」

 

中一男子、素直というか純粋というか。

聞いていてほのぼのしました。

 

次男にとっての気楽な関係性とは

 

次男のひとに対する苦手意識は、相手との関係性にあるような気がします。

 

先生と生徒、指導員さんと生徒、お医者さんと患者。

明らかに相手が目上で、自分は基本的に受け身の立場です。

観察されたり指導されたりするのと当時に、保護されている立場。

子どもだから当たり前と言えば当たり前なんだけど。

そういうことを敏感に感じ取って、身構えすぎてしまうような気がします。

「立場上、自分はこう振る舞うべき」と、意識しすぎてしまうんじゃないかな。

 

だから案外、店員さんに何か尋ねるとか、落とし物をした人に声を掛けるとかは出来る。

その時限りの関係なら怖くはないようです。

 

きっとご近所さんも似たようなもので。

会った時にご挨拶する。

恐らくそれ以上にもそれ以下にもならない関係性だから、気が楽なのかもしれません。

 

以前、児童精神科で

「親御さん以外で、信頼できる大人との関わりが欲しいよね」

と言われたことがあります。

次男が身構えることなく、なお且つ継続的に関係を築ける大人って・・・?

今のところ自分から外の世界に出て行こうとしない次男には、なかなか難しいです。

次男と学ぶぬいぐるみ作り

こんばんは。

 

昨日は次男とワンピースの映画を観に行ってきました。

人混みには行きたがらない次男ですが、さすがに平日昼間の映画館。

ひともまばらで、リラックスして映画を楽しめたようです。

 

特に嬉しそうだったのが、入場者特典を貰えたこと。

第一弾と第三弾の入場者特典だった限定コミックスを再配布していて、運よくゲットできました。

次男、枕元に置いて寝ていました♪

 

次男が作ったぬいぐるみ〈phase2〉

 

小さい頃からぬいぐるみが大好きな我が家の双子。(中一男子です)

次男は今年に入ったくらいから、自分でもぬいぐるみ作りに挑戦しています。

しばらく手が止まっていたのですが、最近再開しました。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

以前作ったぬいぐるみは、100均のもこもこ靴下で作りました。

型紙もないので、次男の感覚任せ。

同じ子はふたりといません。

(ぬいぐるみ作りが停滞していたのは、夏場にもこもこ靴下が買えなかったためでもあります)

 

これはこれで簡単にできるし、とっても可愛いです。

でも、もう少し本格的なぬいぐるみを作ってみたい、バリエーションを増やしたいという気持ちもあって。

 

そこで次男が挑戦し完成した子がこちら。f:id:eco_hs_o:20220922164930j:image

 

てのひらサイズの茶色いうさちゃんです。(白い子は私が先に作ったもの)

ぬいぐるみ作りの本に付属していた型紙を使い、レシピに忠実に作っています。

基礎を学ぶため、オリジナル要素なし。

ぬいぐるみ作りphase2です。

 

まだまだ裁縫初心者の域は抜けていない次男ですが、初めてとは思えないほど可愛くできました。

 

他人から教わることが難しい

 

ステップアップしたければ、恐らく誰かに教わるのが一番の近道。

初心者ならなおさら、その道のプロの力を借りた方が基礎を効率よく学べると思います。

今はオンライン教室とかも色々あるし。

 

でも、そこは小3から不登校社会不安障害の次男。

他人と関わることに抵抗があるため、他人から教わることにも難があります。

かといって、YouTube先生(独学)には限界がある・・・。

 

そこで、まずは私がぬいぐるみ作りを学ぶことに。

ぬいぐるみ作りの本を買って、とりあえずいくつか製作。

うさぎ、ねこ、くま、ぞう、イルカなど、4ヵ月で15体ほど作りました。

ぬいぐるみ作りは私も初心者。

でも、元々手仕事が好きだし、作るのは楽しい。

ひたすら作っていたら、次男に手解きできる程度にはぬいぐるみ作りの基礎を理解できたと思います。

 

生地や大きさを変えると、出来上がりの感じが全然違う。

作る際の難易度もだいぶ変わる。

練習に適した扱いやすい生地や大きさはどれだろう?

などなど。

なかなか奥が深くて。

色々試していたら、いつのまにか沢山・・・(ほとんど全ての子が双子のものに!)

 

その間、次男は間近で私が製作する様子を見ていたけれど、

ぼくには難しそう。

ぼくにできるはずない。

という思い込みもあって、なかなか自分で作ろうとはせず。

私は「作りたくなったら言ってね!」と、待つスタンスでいました。

 

そして動き出したのが先週のこと。

やる気になったら即行動! の次男。

それから2日で完成させました。

 

 

創作活動において、まずひとつの作品を完成させるというのが大事だと何かで読んだことがあります。

絵でも小説でも作曲でもぬいぐるみ作りでも。

そこがゴールであり、スタートになる。

だから処女作って特別なんですよね。

 

まだまだ初心者。

まずは裁縫の技術とぬいぐるみ作りの基礎を身につけられたらいいなと思うけれど、私の想像するルートを通らないのが次男。

楽しく続けていければ花丸です。